今日は、オリオンビールの日。さぁ、飲むぞぉ~ ♪ なんていう個人的なオリオンビールの日ではございません。
本日5月18日は、オリオンビール株式会社の前身である、沖縄ビール株式会社が発足した日です。
そして、今年は、嬉しいニュースもあります。コロナで中断していたオリオンビアフェストが、3年振りに再開されるのです。
オリオンビールの創業は、アメリカ占領時代の1957年、生産開始は、1959年でした。
発売当初は、ドイツ風の濃厚なビールを造っていたそうですが、あまり売れず、アメリカ風の軽いビールを製造したところ、沖縄の高温多湿の風土に合ったのか、急激に売り上げを伸ばし、復帰前後には、県内シェアの9割を占めたそうです。
実は当初は、キリンビールと提携し、沖縄キリンビールとなる想定で動いていたそうですが、キリンビールの協力を得られなかったことから、独自路線を歩んだというエピソードも伝えられています。
もし、キリンビールと提携していたら、今頃「オリオン一番搾り」が発売されていたのでしょうか。それはそれで、ちょっと飲んでみたいような。
今では沖縄でも、コンビニに行けば、一番搾りも、スーパードライも、黒ラベルも、プレモルも普通に買えますが、それでもオリオンビールの県内シェアは50%超えで、突出して島人に愛飲されています
県内で行われるほとんどのイベントに協賛、後援していると言われ、沖縄にはなくてはならない企業のひとつです。
清涼飲料水のバヤリースは、実は沖縄のみ別会社の沖縄バヤリースでしたが、それも今ではオリオンビールの傘下です。
飲料事業だけではなく、ホテル事業にも参入しており、国際通り沿いにある、ホテルロイヤルオリオンは、オリオンビールの完全子会社です。
しかし、惜しいことに、館内にビアレストランがない。ここだけ限定の、工場直送の出来たてビールが飲めるレストランがあればいいと思いませんか。
また、高級リゾートホテルであるブセナテラスなどを運営する会社の、主要株主でもあります。
オリオンビアフェストは、公園など屋外に特設会場が設けられ、オリオンビールを飲んで食べて飲んで歌って飲んでまた飲むという、とてつもなくビィ~ル!なイベントです。
今年は分かりませんが、以前は、400mlくらいのカップ1杯300円という「ご奉仕価格」で、ビールが飛ぶように、どころかミサイルのように売れ、会場全体では一体何㌧のビールが消費されるのかというほどの超お祭りです。
発表されている今年の日程は、
7月8日(土)が石垣島、8月5日(土)が宮古島、9月9日(土)・10日(日)が沖縄市
ということになっています。
お楽しみに!
そんなオリオンビールですが、ネット上では、「オリオンビール美味いか不味いか論争」なるものがあって、喧々囂々の議論?が行われているようですが、結局のところ、「オリオンビールは美味い(ただし沖縄に限る)」という結論に落ち着くようです。
これには、自分も賛成します。
沖縄で飲むオリオンビールは確かに美味い。
それは、「温泉に入って湯上がりの1杯」とか、「今日は疲れたから取り敢えず1杯」、などとはちょっと違う、「暑ち~な あぁ喉渇いたな~」という美味さです。
分からん? まあいいじゃないすか。笑
もう夏も目の前。今年も、美味い沖縄県民ビールを味合わせてください。
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