2023年12月25日月曜日

回顧沖縄一人旅2023 今年の漢字は雨?

  


 「♪ 窓の外は雨 雨が降ってる~」

 イルカの雨の物語という歌です。1977年の曲ですが、多くの歌手にカバーされているせいか、若い人にも案外知られています。

 そんな、窓の外は雨~ だった今年の沖縄旅行を振り返ります。


今年の漢字は「雨」

 個人的に、今年の漢字は雨です。

 今年は台風には当たらなかったのですが、雨には本当によく降られました。
 それも、シトシトではなくザーザーでもなく、ドッシャァァァ~!!!みたいな豪雨。

 だから、車の中やホテルの部屋から撮った雨の写真が沢山あります。笑


 沖縄の天気予報は当たらない、というのは相変わらずでしたが、今年は、当たるとか当たらないとかというレベルを超越した天気も経験しました。




 沖縄方言でかたぶい(片降り)と言うヤツですが、本当に局地的な雨です。こんな小さな雲が、大雨を降らせながら、短時間に移動します。これでは、宮古島の天気予報的には、晴と言っても雨と言っても、当たりであり外れです。





 ただ、昼間は雨~曇でも夕方から晴れた日が結構あったので、今年は、夕日写真は豊作でした。それを次回にお目にかけて、今年のブログ納めにしようと思っています。


 下の写真は、宮古島の前浜の駐車場です。突然の豪雨に、車が冠水しかけています。ビーチで泳いでいた人も結構いたはずですが、皆どうしていたのでしょうか。



複雑怪奇なホテルのチェックイン

 最近は、人手不足なのか、そういうのがかっこいいと思っているからなのか、やたら自動チェックインが増えています。


 某島の某ホテルにて。

 到着後フロントに向かうと、「チェックインは自動チェックイン機で」というでっかい案内看板が。
 ディスプレイに向かって、カタカナで氏名を入力すると、チェックインの日付けを要求された。

 あのさ~ ホテルのチェックインってこれから泊まるための手続でしょ。前日のチェックインなんて受け付けないでしょ。

 しかも、「このご予約は受付できません。係員にお申し出ください。」とか言いやがる(機械が)。

 じ○らん経由の予約は、人間対応なんだと。最初っから言えよな~ ブツクサブツクサ



 本島某所の新しく出来たっぽいホテルというか、コンドミニアムみたいな宿。これがまた、チョ~めんどくさいチェックインシステムなんです。

 まず、無人のフロント?に到着すると、モニターに「画面にタッチしてください」と表示される。
 てっきりモニター画面でチェックイン手続をするのかと思いきや、そこに表示された二次元バーコードを自分のスマホで読み取れと。そんで、自分のスマホで予約番号を入力せよと。

 ご指示のとおりに入力すると、他人分、過去分を含めたの予約一覧がドバッと出てきて、しかも、名前は記載されていないから、どれが自分の予約だか分からない。
 もう一度最初からやり直したけれど、結果は同じ。

 結局電話で人を呼んで、ゴチャゴチャとやって、その人の見ている前でスマホによるオンライン決済を済ませると、モニターの向こうに、別の人が現れて、手書きの6桁の数字が書かれたホワイトボードを示しながら、キーボックス操作方法が指示されて、やっと部屋の鍵がもらえるわけです。

 この間約20分。
 ハァ~ これってさ~、歳のせいでスマホ操作は苦手って次元じゃ絶対にないよな!


 笑っちゃうのが、これだけやって出てきたのは、今やホテルでは主流のカードキーではなく、昔ながらのガチャガチャ鍵。
 ちなみに返すときも、何処のキーボックスに入れるか、ご指示を仰ぐのです。 

 


全国旅行支援
 
 「おきなわ彩発見」という、いかにも、な名称の旅行支援が、沖縄県では7月の中旬まで続き、さらに9月から再開され11月まで続けられました。

 宿泊料金の割引のほかに、平日だと1日当たり2千円のクーポンがもらえます。
 一見もの凄くお得なイメージですが、一部ホテルではこれを見据えた便乗値上げっぽい価格設定があり、ちょっとなんだかなぁ~ という感じ。


 旅行支援といっても、行政サイドで全てやってくれる話ではありません。

 宿としては、まず、事務局に適用を申請します。
 承認されたら、今度は、お客さんが申請できるよう予約の仕様を整えて、Webでの申請の仕方を説明し、当日クーポンを印刷して渡し、事務局に割引分を申請したら後日振り込まれるという流れです。
 
 これで宿泊予約が大幅に増えればいいですが、元々割引なんかなくたって予約が埋まる人気宿は、ただ面倒な手続が増えるだけ。

 個人宿では、「ウチはそんな面倒なことはしたくない」というところも多かったようですが、敢えてお客さんのためにと、適用申請をしたところもありました。

 稼ぎは同じなのに、余計な手間だけが増えて入金も遅れる。しかも、問い合わせやら、キャンセルの場合の厄介な対応やらで負担も。


 税金をばらまいた割には、喜んだのは他県の客で、地元ではもう止めてくれという人も少なくなかったこの制度は、一体何のため?


 とか言いながら、自分は散々恩恵に与りました。関係者の皆様、本当に申し訳ございませんでした。


神様そりゃあんまりだ~ なエピソード

 那覇空港から宮古行きの飛行機にて。

 自分の席は、横3人席の窓側だったのですが、通路側2席には、既にお父さんと小学校低学年くらいの女の子の親子客が着席していました。

 「すみませ~ん」と声を掛けると、二人とも立ち上がって席に通してくれたので、礼を言い、特に女の子には顔を見て「ありがとう」と伝えました。

 小さい子供相手でもきちんと礼を言う。これは、教育上大変よろしいことだ。素晴らしい、さすがは自分。と思っていたら、何故か女の子の方が、緊張しまくりで今にも泣きそうな顔に。
 隣では、お父さんが吹き出しそうになるのを必至でこらえている。


 神様そりゃあんまりだ~ 泣





 コロナ騒動も終わったようです。

 3年間、当ブログではコロナ関連の記事を散々書いてきたのに、自分でも忘れそうになっています。

 一方、物価高の影響で、旅行に行くにも金がかかるようになりました。

 雨にも負けず、コロナにも負けず、物価高にも負けず、なんで自分はこんなに沖縄に行くのでしょうか。笑

 もう20年続いているのですが、1年ぐらいスパっと沖縄行きを中止にしてみたらどうなるのだろうか、なんて考えることもあります。

 まあ、多分来年も変わらず行っているでしょうけれど。
 


 物価高の中でも、安い物もありました。

 つか、これ安すぎ。百均で売っているセラミックのナイフを持参し、ホテルでいただきました。





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