2024年12月27日金曜日

回顧沖縄ひとり旅 2024年のエピソード

 

 時空の歪み、ではなく雨に濡れた窓越しに撮った宮古神社です。



 沖縄に行けば、様々な出会いがありますが、出会いたくないハプニング、ネタのようなエピソードにも遭遇します。

 そんなどうでもいいようなハプニング、エピソード、ネタを絞り出して、2024年の沖縄旅行を振り返ります。



 今年も、航空機に関するエピソードというか、自分的には不満が渦巻いていました。

 石垣空港、宮古空港では、「出発時刻が迫ると保安検査場が混雑し予約便に乗れないかも」と、散々煽って早めの保安検査を急かすくせに、直前になって、実は出発が遅れることをしれ~っと発表するのがお約束みたいになっています。

 そんなことを毎回繰り返すもんだから、疑心暗鬼になり、すっかりひねくれ者になってしまいました。笑



 6月のこと、羽田から宮古まで、那覇乗り継ぎで某社の航空券を予約しました。

 この時、福岡から来る人と那覇空港で合流し、同じ便で宮古に行く手はずとなっていました。


 羽田空港で那覇行きの出発を待ちますが、毎度お馴染みの出発遅れの放送が。それに止まらず、お呼び出しまで喰らったのです。

 「○○便で沖縄那覇空港にご出発予定の○○様。お伝えしたいことがございます。搭乗口係員までお申し出ください。」
 自分以外にも、数名の名前が呼ばれていました。

 何事かと駆けつけると、要するに、遅れのため那覇空港で宮古行きの予約便に乗り継ぎができないかも知れないから覚悟しておけという話。


 そんな訳で、性格がひねくれてしまった自分は、どうもこの対応には引っかかるものがあったのです。

 前便遅れのため、後続便に乗れなかったことは、過去何度もあったけれど、前便が離陸して間に合わないことが確定してから、後続便を別の便に振り換えますというのが普通。

 まだ、出発前の、しかも遅れ時間も確定しないうちから、わざわざ一人ずつ呼び出して煮え切らない話をするのは、何か理由があるに違いない。


 ここでピンと来たのです。
 昔のアニメだったら、頭の中にぴかっと電球が光るシーンですね。


 これは、遅れた時の影響を調べているに違いない。もしかしたら、他便と離陸の順番を調整しているところなのかも知れない。
 乗り継ぎ客などで、遅延の影響が大きくなる便から先に飛ばそうということかも。

 そこで、「那覇から宮古行きの便で、同行者と落ち合うことになっているのですが~」「もし、間に合わなかったら同行者も一緒の便に変更してもらえるのでしょうか~」という話を、通常より30%増しの不安そうな表情を浮かべながらしてみたのです。

 しかし、もっと猛者がいて、再三のお呼び出しにも拘わらず無視とか。


 その甲斐あって?か、30分ほど遅れて那覇空港に到着しましたが、元々乗り継ぎまでの時間が45分ほどあったので、ちょっと慌ただしかっただけで間に合いました。

 結局あの騒ぎはなんだったのか。
 
 ちなみに、出発後、機内ではその件に関するアナウンスは何もありませんでした。




 今度は、宮古島から帰る日のこと、この日やって来る知人に、宮古空港であるブツを手渡すことになっていました。

 知人が乗ってくるのが、某社の羽田発の直行便。自分が乗るのか、この機が折り返す羽田行きだったので、ちょうど良かったわけです。


 ところが、到着便はお約束の遅れ。到着便が遅れれば、折り返しの出発も遅れるはず。問題はないはずなのに、空港では例によって保安検査を早く早くと煽ります。

 大丈夫だと分かっちゃいても、その場にいるとハラハラしてしまいます。

 何とかブツの受け渡しを済ませ、保安検査場に駆け込んだところ、やっぱり出発遅れ。

 ん~っっっとにイラつく!


 ところで受け渡したブツとは何だったのでしょうか、それが鍵となるのです。




 航空機絡みと台風絡みはどうも笑えない話が多いのですが、笑える話、どうでもいいことだけれど、誰かに話したくなるネタもありました。

 血圧計と体脂肪も計れる体重計です。どこにあったかというと、何と竹富港ターミナル。注意書きとかはなく、誰でも自由に使える風だったけど、いいんですかね。



 その竹富島ですが、着生植物のオオタニワタリが、何故か紅葉というか黄葉してました。何で? でも花が咲いているみたいで綺麗でした。
 



 キャッシュレス全盛時代ですが、石垣島・宮古島はともかく、八重山の離島では、まだまだ現金が主流です。

 竹富島で食事をして、5千円札を出したところ、お釣りの中に、今や絶滅危惧札の2千円札が。

 守礼門を描いたこの札は、沖縄では使われているという話を聞いていたのですが、本当だったのか。

 でも、あまり見慣れない札だし、内地では使いにくいので、沖縄滞在中に使ってしまおうと、黒島の食堂で出したのです。

 見た目20代くらいの若い店員が、「わー初めて見た」と驚いていました。実際は、沖縄でもほとんど使われていないらしい。

 まあ、でも喜んでくれたのでこちらもちょっと嬉しかったです。




 御船印だそうです。ごせんいんと読みます。


 元はといえば、御朱印。神社などでいただくものです。

 それを模した鉄印というのがあります。赤字ローカル鉄道を経営する全国の第三セクターの鉄道会社が始めたもので、

・1冊2200円もする専用の鉄印帳をあらかじめ用意し、
・辿り着くだけでも大変な各地のローカル線の特定の駅まで行って、
・その線に乗る(乗った)ことを示す乗車券を提示した上で、
・1枚300円~で鉄印を押してもらう、

というとんでもなく高いハードルが設定されいるのですが、ハードルの高さが却ってマニア心を刺激したのか、北海道から九州までのローカル鉄道40箇所を巡って鉄印を完集した人が、何と既に2500人を超えているのです。

 赤字に悩むローカル鉄道にとっては明るいニュースとなりましたが、それに続けとばかりに、三番煎じ、四番煎じが続々登場。

 御城印、御湯印、御酒印、御翔印(空港)、御菓印(和菓子)、御墳印(古墳)などでるわでるわ。

 そして、御船印。石垣港では、安栄観光、八重山観光フェリーの御船印が1枚300円で買えます。
 なお、御船印は、その場で書いてもらったり、スタンプを押してもらうのではなく、あらかじめ印刷された紙片に日付けを書いてもらうだけです。


 

 ところで、これサメですよね。こんな浅瀬にウヨウヨいたのです@7月の黒島伊古桟橋の付け根辺り。




 最後に、何度見ても衝撃的で笑撃的な写真を再びご覧いただき、〆といたします。






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