2020年7月25日土曜日

黒島仲本海岸でシュノーケリング 2020




 イソギンチャクに寄り添うカクレクマノミ。シュノーケリングでお馴染みのシーン。ここは、黒島の仲本海岸です。


 タイトルの2020は、以前当ブログで取り上げた場所を、今年撮った写真で改めてご紹介しようという企画です。


 黒島には毎年行っていますが、何故か天候に恵まれず、海に入ったのは3年ぶりです。



 海に入ると、最初は岩と海藻と砂浜だけで、熱帯魚も少しだけしかいないように見えますが、探していくうちに珊瑚の大きな根がいくつも見つかります。

 珊瑚の周りには熱帯魚も沢山います。



 この光景は、珊瑚の白化の影響で10年前、15年前と比べると多少変わってしまっているかも知れません。
 でも、今でも、この程度は珊瑚が残されているとも言えそうです。




 
 仲本海岸一帯は、普段は流れがあり泳ぐには適さないのですが、干潮時間帯はリーフ周辺が干上がり、その内側がシュノーケリングポイントとなります。

 干潮時刻を調べ、その前後各2時間くらいが目安です。大潮で風がない日がベスト。小潮で風がある日はより慎重に。
 海が荒れているときはもちろん泳げません。かつて、事故が多発したこともあります。十分に注意して、決して無理はしないでください。



 この日の仲本海岸。ほぼ干潮時間帯です。

 干潮で風がないときには、ときたま、巨大なプールと化します。こういう場所は、沖縄の中でもあまりありません。



 海の中から見上げた空。この僅かな波さえもなければ、青空と白い雲が水中から眺められるのでしょうか。



 来てね~ 待ってるよ~




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2020年7月21日火曜日

”コロナ後”初の宮古島はゆるピリだった



 検温は空港だけ。宿で承諾書も書かされない。
 あれ?石垣島と比べると、宮古島ってゆるいじゃん♪ 

 と最初は思ったのですが、島で色々な話を聞くににつれ、「むむむ」な展開に。

 八重山に続いて、7月16日から、コロナ後初の宮古島に行ってきました。



 
 7月も後半。間もなく、連休やら夏休みやらというこの時期。横浜駅は、以前とほとんど変わらない人出でした。

 しかし、羽田に行く途中に結界でもあるのか、羽田空港は相変わらずのガラガラ。

 J社の沖縄那覇行きは、10:55発の便が欠航。それでも、次の11:40の便は満席にはならず、見た目8割くらいの搭乗率。

 那覇乗り換えの宮古行きは、もっと空いていて、後方座席はガラガラ。全体でもぱっと見3割くらいしか乗っていない。

 これちょっとやばくね?



 宮古島は、バブルと言われていましたが、間の悪いことに、ホテルの建設ラッシュの真っ只中でコロナ騒動を向かえました。

 100室を超える大型のリゾートホテルから、中小規模のリゾートホテル、コンドミニアム、トレーラーハウスまで新規オープンが目白押し。
 そんな中でのオリンピックイヤーのはずが、コロナイヤーとなってしまったのです。


 今年2月に来間島にオープンした168室という大型リゾートホテルは、気の毒にも全盛期の宮古島をまだ知りません。

 リゾートホテルには泊まれないけれど、話の種にランチでも食べてみようかと立ち寄ったところ、人が居なさすぎて入りにくい。



 さすがに、前浜、シギラビーチ、渡口の浜では、そこそこの人が泳いでいました。
 去年までは駐車場に駐められず、周辺に路駐の車が多かった場所でも、満車にはならず、その一方、大型バスの駐車スペースががむなしく空いていました。



 雑誌などで紹介され、観光客で溢れかえっていた大和食堂も、古謝そばも、昼時に外まで並んでいる人は居ませんでした。

 「昔の宮古島に戻った。」と民宿のオーナーが言っていました。

 そう確かに、10年前、15年前は、こんな感じで何処も人が少なかった。いつの間にか、人が多いことに慣れてしまったようです。




 ところが、どうも観光客にとって、いい話だけではなかったようです。

 知り合いが、「東京から来たと言ったら、居酒屋で予約を断られた。」と言うのです。 
 まさかと思って話を振ってみると、観光客お断りの飲食店、居酒屋がいくつも。テイクアウトショップでもそんなことを言い出す店があるらしい。

 石垣島でもそういう話はチラホラ耳にしましたが、こんなにあちらこちらで、しかも露骨に観光客お断りは聞いていないし。

 中には、観光客相手の店で働いていた人は、14日間置かないと雇わないという事業者や、SNSで「宮古島に来るな」と逆煽りをする個人もいるそうです。

 
 何故そこまで過剰反応するのか。皆が口を揃えるのは、宮古島では、コロナの感染者が未だ一人も居ないため、「ウチから第1号は出したくない」という意識が強過ぎるから。


 また、島人の間では、「宮古には、コロナのための病床が3床しかない。」という話も行き渡ってしまっているようです。

 しかしこれは、コロナが指定感染症であって、そのためにあらかじめ確保されている病症が、宮古島市では宮古病院の3床であるということであって、4人目の患者が出れば医療崩壊という訳ではありません。

 あの大東京都でも、指定病床数は193しかなかったのです。それを色々やりくりしてトータル8千人超という患者に対応したのです。




 感染者が未だゼロの岩手県でも、同じような問題が起こってるとされています。

 しかし、岩手県知事は、「県としては第1号の陽性者は咎めません。むしろ全力で優しくケアしていきます。」、「県内では未だ感染未確認の状態が続いておりますが、県は『感染ゼロ』を目標としているものではありません。」というメッセージを発信しています。


 宮古島市は、7月上旬から観光プロモーションを開始し、8月からはGo Toキャンペーン等による旅行需要の取り込みを図るとしています。

 その前に足下で起きていることを認識してください。

 観光立市として、せっかく来てくれた観光客が不愉快な思いをしないよう、市民がまずきちんとした対策を行った上で、冷静で合理的な行動を取るよう、強く働きかけてください。
 

 かつて、宮古島では市民にバブルの恩恵がないと指摘された際、宮古島市の副市長はインタビューで、「観光業はトータル産業。自分に直に関係あるないよりも、回り回って自分のところにくる」と語っていたはずRBCニュース)

 逆もまた真なり、ではないのでしょうか。自分のところは観光客と関係ないと思っていても、回り回って自分の首を絞めることにはならないでしょうか。



 もちろん、そんな店ばかりではありません。自分が行ったところは、宿も、ショップも、飲食店も、売店も、全く問題なく歓迎してくれました。

 ある店では、大雨の真っ只中に車から玄関まで急ぎ飛び込んだら、うっかりマスクを車中に忘れてしまいましたが、「雨の中取りに戻らなくても大丈夫ですよ。」と笑顔で言ってくれました。
 




 いつの間にか、宮古空港の搭乗待合ロビーが改装され、広くなっていました。去年まで手狭で混雑していたのに。それにしても、宮古島は本当に間が悪い。


 帰りは、7月20日。A社で、那覇乗り継ぎで羽田まで。
 宮古発那覇行きはほぼ満席で、さすがに週末以降人が増えたなと思ったのですが、那覇発羽田行きが、半分程度の搭乗率。

 羽田那覇線は、本来なら大型機のB-777で運航されるはずだろうと思いますが、B-787にダウンサイジングしてこれだから、まだ完全復活への道のりは遠いようです。






 今回の宮古島旅行は、実は天気に恵まれず、正味3日間のうち、晴れたのは真ん中の1日だけ。
 そして、お約束のように帰る日の朝は晴れ。泣泣泣 神様そりゃあんまりだぁ~

 
 でも、今回に限っては、行けただけでよかった。混雑した横浜駅に帰ってきて現実に戻りつつ、そう強く思いました。



 感染者数が高止まりする中、なかなか旅行に行く気分にはなれない、という人も多いと思います。
 ストレスを抱えてまで遊びに行く必要はないので、当面待機するのもいいでしょう。

 一方、どうしても行きたいという人は、マスク、手洗い、その他多少の行動の制約はありますが、コロナ時代のマナーを守って堂々と旅に出ればいいと思います。

 日本は、コロナと経済活動の両立に舵を切ったわけですから。
 


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2020年7月15日水曜日

なごみの塔が再開しないのはもしかしてコロナのせい?



 おおっ~ いつの間にやらなごみの塔が復活している!



 と思ったら、まだだった。泣



 どう見ても、もう工事は終わっているのに。

 もしかしてコロナのせい!?



 竹富島のランドマーク、展望台なごみの塔です。

 老朽化と、観光客の無茶な利用が増えたことから、事故が起こる前にと、2016年9月から閉鎖されていました。



 なごみの塔は、集落に連絡事項を伝えるため、昭和28年に建築されたものです。
 古い建築の上、そもそもを観光客が利用することなど想定しなかったことから、急な狭い階段を上る危なっかしい構造物です。

 本来の役目を終えた後、平坦な島を見下ろせる展望台として、いつの間にか、竹富島には欠かせない観光施設となりました。


 なごみの塔は、国の有形登録文化財として登録されています。

 有形登録文化財とは、緩やかな規制の下、使いながら保存していくことがコンセプトの制度ですが、文化財としての価値を維持しなければならないため、建て替えはできず、補修レベルでしか手を加えることができないという制約があります。

 
(以前は、こんな感じだった)


 昨年から補修工事に入り、高圧洗浄、躯体や鉄筋のさび・剥落補修、表面モルタル剥離の修理、亀裂補修などを行い、安全性強化のため階段や塔上部に手すりを付け、階段下には門扉を設置する工事が行われました。

 事業費として、設計監理に498万円(国の補助金)、工事に1628万円(国からの一括交付金)、合わせて2126万円もかかった!


 3月には工事も完了し、町長が視察のため登っています。


 なのに、まだ立ち入り禁止なのは、コロナのせい!?




 下の写真は、なごみの塔の土台辺りから撮ったものです。ここもそれなりの高さがあります。





 こちらは、なごみの塔が現役時代に展望台から撮ったもの。5メートルほどの差ですが、やはり違います。



 なごみの塔に登ると密になるから?でも、屋外だから換気の問題はなく、一人ずつ登るか、二人で登ってもマスクを着けていれば、問題ないレベルのはず。

 せっかく補修したのに。家一軒建つくらいの金をかけたのに。早く、開放して欲しいものです。


 しかし、再開しても登り口に扉ができたので、きっと夜間は施錠でしょうね。こんな景色はもう見られないかも知れません。




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