2020年10月5日月曜日

少しガッカリ少し心配 宮古島砂山ビーチの近況




 当ブログ推奨の宮古セブンビーチのひとつ、砂山ビーチ。残念ながら、ちょっと寂しいことになっています。
 昨年から、この砂山のランドマークの岩が立ち入り禁止になっています。

 そして、ほかにも気になることが・・・



 海が美しいという点では、以前と何も変わりがないのですが。




 ビーチに行く途中に、去年からこんな看板が立っています。


 
 「ここは私有地です。」「遊びに行く人は通行して構いませんが、ビーチでの営利目的でここを通行することは認めません。」
 要するにそんなことが書かれています。
 


 日本では、海に私権は認められませんから、海岸はすべて国有地なのですが、実は砂山ビーチには、私有地を通過しなければ行けなかったのです。

 長年、放置されて来ましたが、土地所有者がノーと言えば、「ハイそれまでよ~」なのです。

 しかし、そこで商売をしようとしている奴の無断通行は許さんが、観光客はOKだよというのだから、それ自体はまっとうで、かつ、良心的です。

 
(法律的には黙示の通行地役権という問題が考えられますが、それはまあ措きます。)
 




 ランドマーク岩の左側には、日陰になるちょうどいい穴があり、以前から業者がここを独占して使用していました。

 国有地であれ、私有地であれ、無権利で土地を使用することは許されず、請求されれば過去分の損害賠償という話にもなりかねません。
 宮古島だから、というのはもちろん理由になりません。
 


 今現在は、その部分も含めて、柵が造られ立ち入りができません。



 砂山ビーチと言えば、美しい海を背景に立つこの岩が絵になったのですが。行ったらガッカリ、とまでは言わないでしょうが、やはりちょっと残念です。

 しかしまあ、崩落の危険ということであれば致し方ありません。コンクリートで補強するのも無粋ですし。
 



 もう一つ気になるのは、看板を出した事業者のことです。

 ここいら一帯の土地でもご多分に漏れず、開発計画が進められています。 
 砂山ビーチの北東側(海に向かって右側)では、具体的なホテル建設計画があります。

 今はコロナの影響でしょうか、中断しているようですが、いずれ動き出すでしょう。

 もしかしたら、現砂山ビーチの前にもホテルが建築され、事実上ホテル利用客の専用ビーチになるかも知れない、ビジターOKでも、ホテル施設内を遠慮がちに通過しなければ行けない、そんな懸念があるのです。
 
 



 砂山ビーチの先行きを案じて暗雲が垂れ込めて来ました。というわけではなく、たまたまですが。笑




 砂山ビーチは、こぢんまりしていますが、何もなく、海で人が泳いでいるだけの静かで美しい海岸です。

 前浜は、海自体は美しいのですが、ジェットスキーなどがガンガンかっ飛んでいて落ち着きません。
 プライベートビーチとしてご紹介してきた来間島の猫の舌ビーチも、海の家的なものが出来てしまいました。
 伊良部島の渡口の浜でも、ジェットスキーを時々見かけます。


 砂山ビーチでは、去年までは、クルーズ船入港時に団体客が大挙して押し寄せ、なんてこともありましたが、今年は静かな浜が復活しています。

 バブルは弾け、新築ホテルが乱立し供給過多になりそうな宮古島。市で何とか話をつけて、この静かな景観を守ってほしいのですがねぇ~。





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2020年10月4日日曜日

石垣島の川平公園と奥川平2020




 石垣島を代表する景観地。ミシュラン三つ星の川平湾の川平公園。

 タイトルの2020は、以前当ブログで取り上げた場所を、今年撮った写真で改めてご紹介しようというものです。

 



 いつ行ってもここはそれなりに美しいのですが、今年は、団体客がいないため、川平公園一帯も、ゆったりしていました。こういうのも初めての経験かも。

 ただ、その分、グラスボートの営業というか、客引きが凄かった。これも初めてです。業者も生活がかかって必至なのでしょう。 



 川平公園内の中にある川平観音堂。沖縄の御獄ではなく、お寺さんです。誰でもお参りできます。


 昔、小僧が船で川平湾に上陸し、風待ちをしていました。と、急に風向きが変わり、小僧をおいて船が行ってしまいました。取り残された小僧は船が戻ってくるように祈り続けていたら、逆風になり船が再び小僧の元へと戻ってきたのです。小僧は、後に和尚となり、奇跡が起きた川平湾の地に観音堂を建立したという伝説です。



 さてこちらは、いわゆる川平湾のほんの少し北側、奥川平です。川平湾で営業をしている業者の楽屋裏みたいな場所で、観光客はあまりここには来ません。



 ミシュラン三つ星の川平公園と比べれば、遊歩道もなく、ハイビスカスも植えられていません。地味ですが、だからといって見劣りするというわけではありません。
 むしろ別物で、静かで落ち着いた感じの景観です。 



 川平公園の駐車場から数分歩き、水産海洋研究センターの横の細い道を海に向かいます。ほとんどお隣ですが、海沿いには行くことができません。

 周辺にはこんな奇岩もあります。岩の上に木が生えているところなど、まるで松島。


 ここで泳いでいる人は、見たことがありません。川平湾は流れがあるから泳がない方がいいと言われますが、ここも同じかも知れません。



 石垣島は、色々なビューポイントがありますが、ボーッと景色を眺められるような静かな場所は意外と少ないのです。その点ここは、穴場的存在です。

 例年なら、団体客でごった返し、日本語以外の言葉を大声でしゃべるグループに圧倒される川平公園のお隣に、こんな静かな場所があります。

 川平湾を発着するグラスボートが沖合を頻繁に行き来するのを眺めながら、ノンビリ過ごすには最適です。

 川平公園まで行ったら、是非足を伸ばしてみてください。


 と言いつつ、自分はノンビリするどころか、セッセと写真を撮っているのですが。笑




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2020年9月30日水曜日

火災とコロナでダブルパンチの首里城と那覇の近況

  


 9月25日金曜日夜9時頃。那覇の国際通りです。

 全国的に人出が戻ったと言われた、9月のシルバーウィーク4連休。その直後の金曜日、昔流に言えば花金なのですが、まるで深夜のよう。


 コロナ感染者の増加で、沖縄県が独自の緊急事態宣言を発した影響もあったのでしょうか。沖縄随一の繁華街は、シャッター通りと化していました。


 国際通りのほぼ真ん中、むつみ橋交差点です。タクシーもまばらです。




 窓ガラス越しに客席が見えるシースルーの飲食店も、がら空きなのが丸見えになってしまい、却って客が入りにくいのでは?



 代わってこちらは、首里城跡。

 昨年10月末の火災で正殿が焼失し、ようやく再復元に向けての準備作業が始まりました。しかし、完成は、2026年度の予定とのこと。 


 
 正殿は、焼失しましたが、残っている建造物も多く、従来通り公開されています。
 しかし、そうはいっても魅力は半減。それに加えてコロナのダブルパンチ。まさに泣きっ面に蜂です。



 平日の夕方近くの時間帯だと、観光客より警備員の方が目立ちます。

 人のいない通りは、ネコに占領されていました・・・というわけではさすがになく、単に態度のでかいネコがいただけです。笑




 7月・8月とガラガラだった航空機は、9月になると、かなり人が増えたように感じていました。

 しかし、それは、運休と機材の小型化(ダウンサイジング)によって、1機当たりの乗客が圧縮された結果であって、乗客の伸び自体は鈍いようです。

 9月26日土曜日の那覇空港の出発便案内。午前中は欠航便が多いにも拘わらず、普通席が満席となっている便はなし。



 那覇空港では、待望の第二滑走路が供用を開始しました。でも、減便続きでは宝の持ち腐れです。



 ゆいレールでは、Suicaなど、交通計ICカードが使えるようになりました。

 そのゆいレールもガラガラ。朝夕のラッシュ時を除けば、何処から乗っても座れます。昨年までは想像もできなかったことです。


 国際通りで、今シャッターが降りている店のほとんどは、一時休業ではなく、閉店だろうと言われています。

 8月のお盆時期、人の居ない国際通りが、まるでコロナの象徴のように報道されていましたが、9月になって全国的に人出が戻っても、ここは取り残されたようです。

 昨年までのように、深夜まで大騒ぎをし、自撮り棒を片手に歩道を塞ぐグループに占領された国際通りは嫌でしたが、こんな国際通りも見たくありません。


 沖縄県が発表した、令和2年8月の入域観光客数は、202,800人。対前年同月比19.9%。つまり、昨年の2割しか戻っていないのです。

 不要不急の外出を控えるよう、耳にタコができるほど聞かされた2020年。しかし、行く方は不要不急でも、迎える方は不要でも不急でもない、必要で至急なのが旅行というものではないでしょうか。

 沖縄の長い夏も間もなく終わります。秋~冬に増える修学旅行や団体客も、今年は期待薄でしょうね。


 かつて、日本三大ガッカリ名所のひとつと言われた守礼門。理由は、門だけ先に再建され、その先がなかったからですが、再びガッカリしなくて済むよう、一日も早い復活を願っています。



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