2012年8月4日土曜日

東洋一のビーチ 宮古島前浜




 宮古島にある前浜ビーチは「東洋一の美しさ」と言われています。

 東洋一とはいつ誰が言い出したのでしょうか。本当に東洋一なのか、世界では何番目なのか、なんて無粋なことは言わずに、とにかくきれいなビーチということです。

 海の色がとてもきれいなわけですが、ただきれいというだけではなく、ものすごく多彩で繊細な色をしています。しかも、風が強く荒れているときとべた凪のときでは海の色が違ったりすることもあるのです。





 そして白い砂浜がどこまでも続きます。
 干潮になって海の水が引いても、一面砂浜のままです。

 珊瑚礁に囲まれた沖縄の海では、多くの場所で、満潮時には美しい砂浜であっても水が引く干潮時には岩がゴツゴツと現れて「あのきれいだった海岸が見るも無惨」なんて状態なるものなのですが、ここは特別。

 この場所の砂は大変細かく、そのために骨材としては不向きなため採取されず放置されていたことも幸いしたという話を地元の人から聞いたことがあります。



 アクセスもよく、宮古島空港から車で10分程度。目の前にリゾートホテルがあり、駐車場やシャワー施設なども整備されているので、シーズン中は観光客のほか地元の子供達も含め多くの人が泳いだり遊んだりしています。

 このことが、何となく俗っぽさを感じさせるのか、マニアックな沖縄好きには人気は今イチで、せっかく宮古島に行ったのに素通りしてしまったり、ちらっと寄るだけの人が少なくないのですが、個人的には納得し難いものがあります。人が多くてもきれいなものはきれいなんだから。
 もちろん、人が多いといっても沖縄の離島としては、という意味で、決して芋洗い状態なんかではありませんぞ。



 砂が細かいので、強い風が吹いた後には砂丘のような風紋ができていることもあります。西側にあるので夕日の名所でもあります。
 宮古島に行ったことのない方、是非是非足を運んでみてください。晴れてさえいれば、絶~対に感動するから。


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