アンガマ
竹富島のウークイの行事のひとつです。
ウークイはお盆の最終日。お盆でグソー(あの世)から帰ってきたご先祖を再びお送りする日です。
ウークイとは「お送り」のこと。
沖縄本島ではこの日エイサーが行われ、八重山ではアンガマが行われますが、八重山でも本島からの移住者が多い集落ではエイサーも見られることがあります。
アンガマは、石垣島ではグソーから来たおじいとおばあがとんち問答をしたりするのですが、離島系はそれはなく踊りが中心です。
踊り手達はグソーからの使者ということになっているので顔を隠します。
踊り終わって、「あの世」に帰る踊り手達
すげぇー!なんかそれっぽく撮れてる・・・
泊まった宿のオーナー家のお仏壇。地区の名家です。
(許可を得て撮影しました。)
燃やしているのは、グソーのお金。
ご先祖に持っていってもらうために灰にします。
ウークイの夜11時過ぎ。
いよいよお送りです。
灰になったお金と若干のお供え物を持って、各家ごとに決まっている「ここ」という場所までお送りし、その後は決して振り向かずに、家に帰ります。
振り向いたら、ご先祖がグソーに連れて行ってしまうからだそうです。
これですべて終わったかと思ったら、「いやあ暑かったね。ビールでも飲むか。」と、また始まってしまいました。もちろん既に深夜ですが。いやはや、さすがです。
こんな感じで島中が夜遅くまで盛り上がっている最中、空気を読めずノコノコ現れたヤシガニ。
昇天しました。(合掌)
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