「花を添える」とは、「美しさや明るさを加える、華やかさを増す」という意味ですが、ここは、美しい海の眺めにハイビスカスが、文字どおり花を添えるプチ絶景です。
石垣島の玉取崎展望台。石垣島、そして八重山を代表する景観地の一つでしょう。
石垣島の北東側、国道390号線の北側の終点近くです。
玉取崎自体は、東側に突き出たほんの小さな岬で、すぐ側を車で通過してもほとんど気が付きませんが、その近くの小高い丘に展望台があり四阿が設けられています。
眼下に臨む海はとても綺麗なのですが、四阿周辺一帯にはハイビスカスが植えられていて、花の赤と海の青、そして雲の白のコントラストがとても美しく、「これぞ沖縄」という光景が展開します。
国道390号線から、案内標識に従って車で2分ほど坂道を上ると駐車場があります。四阿はそこからさらに徒歩で少し上った所にあるのですが、駐車場付近も結構綺麗。
ところで、余計な話ですが、国道390号線は、宮古島にもあります。石垣島を起点として、宮古島を経由し本島の那覇港辺りまで続きく国道なのです。
展望台から見下ろす海がとても綺麗なので、海岸まで降りてみたくなりました。といっても、海岸に繋がる道がありません。
よく探すと、車が1台やっと通れる程度の未舗装の道がありました。木が生い茂っているので、途中で車を駐めてそこから歩いてみました。
しか~し・・・感じは悪くありませんでしたが、わざわざ行くほどの場所でもなさそうです。やはりここは、上から見るのがベストビューのようですな。
東側に海を臨むので、朝日も拝めます。
このときは、日の出直前にスコールがあり、何だか山火事みたいな眺めでした。写真右端に四阿が写っているのがお分かりですか。
ハイビスカスという花は、いつでも咲いているので、ここでも季節を問わず見ることが出来るのですが、時々ツルッツルになっちゃているときがあります。
台風で花が飛ばされちゃったとか、害虫駆除のため、バッサリ切られちゃった後とか。でも、ハイビスカスは逞しいので、しばらくするとまた美しい花を咲かせてくれます。
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