石垣島から最もお手軽に行ける離島、竹富島。
高速船が30分置きに出航していて、時期によっては、一般客も団体客も大挙押し寄せます。
GW中のコンドイ浜。
もっとも、この写真は少し狙いました。これを見せると、さすがにみんなビックリします。
それはともかく、そんな竹富島の中にあって前人未踏の秘境がある?
あるわけねーダロそんなとこ!と仰るのもごもっとも。
では、一周しても8㎞ほどの小さな島で、あれだけ観光客がやってきても、行くことが出来ない場所・・・くらいにトーンダウンすれば納得していただけますか。
それが、竹富島の南海岸なのです。正確には、西側のカイジ浜から東側のアイヤル浜までの間の海岸で、私有地に面していて公道がないので海にたどり着くことができません。
ちょっと見にくいですが、上の地図の「×」印の場所まで行ってみると、こんな感じ。
何もそこまで言わなくても、てな感じで完全シャットアウト。
行けないと言われれば行きたくなる、というのが人情というもの。すると、地元の人がいいことを教えてくれました。
「干潮時に海岸に沿って行けばいいさぁ。」
そうでした、海岸は国有地だから、海沿いに一周すればいいのです。途中、岩場で砂浜が途切れていても干潮時なら大丈夫。
それで、宿で同宿だった人と連れだって行ってみることにしました。
スタートはここ、カイジ浜です。ここから南回りでアイヤル浜を目指します。
足を踏み入れた南側の海岸は、コンドイ浜のような広い砂浜はなく、ほとんどが岩場のゴツゴツとした歩きにくい場所でした。
クロサギでしょうか。
途中、クロサギやそれより小さい野鳥などを沢山見ました。滅多に人が来ない場所なので、野鳥の楽園なのかな。
海岸から見ると行き止まりの道ですが、ネコがいました。このコは茂みをかき分けてやって来たのでしょうか。
と、こんな感じで、鳥が沢山いることを除けば特別な収穫もなく、前人未踏”的”な、竹富島南海岸の探索を終了。途中休憩を挟んで1時間ちょっと。アイヤル浜からも歩いて帰らなければならないので、全行程2時間強でした。
まあ、しかしですな、ほとんどがゴツゴツした岩場で歩きにくく、綺麗な砂浜が広がるわけでもないので、期待したほどではありませんでした。特にオススメと言うわけでもありません。
竹富島を完全制覇したい方、野鳥好きの方限定の、ややマニアックな場所ということになりますかね。
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