平成27年7月12日 日曜日。
天候晴れ。
西風強く波は高い。
沖縄では、風の強い日は普通天気が悪い。なので、晴れて、コーラルブルーの海に大波打ち寄せる砂浜の組み合わせは、実は貴重なのです。
沖縄付近をを強い勢力で通過した台風9号の影響で、7月10日は、宮古空港を離発着する便は全便欠航。翌11日には運航が再開されたものの、未だ強風。
過去の経験からすると、台風通過後、航空機の運航が再開されたその日を含めて3日間程度は、基本晴れてくれない。3日目の夕方頃に夕日が拝めれば御の字と言う程度。
海を渡って来る風は、島にぶつかり雲になります。台風が去っても風が強いうちは、島の天気は曇りか雨。沖縄では、台風一過というような状況にはなかなかなってくれません。
今回も、3日目の翌13日は予定どおり?曇り。翌々14日の早朝雨が降って、その日の日中からようやく晴れたのです。
何故、普通だったら晴れるとは思えない12日だけ晴れたのか。も~それは、以前登場してもらったこの二人が、超晴れ女だったからとしか思えない。
ま、それはともかく、滅多に見られない、美しい海と激しい白波のコンビネーションをご堪能ください。
冒頭の写真と共に、渡口の浜です。エメラルドグリーンの海が白く砕ける様は、結構素敵です。
そもそも、沖縄の海岸は、珊瑚礁のリーフに守られて、高い波は立ちにくいのです。断崖絶壁みたいな場所では、ザッバーンと砕ける波も見ることが出来ますが、砂浜で波の高いビーチはほとんどありません。
沖縄でサーフィンをしている人を見かけないのは、適した場所がほとんどないからです。
ところが、こういう状況になると、どこから現れるのかボディーボードをしに来る人。気を付けてくださいね。
こちらは、前浜の来間大橋側。ウインドサーフィンを本格的にやっている人も少ない。普段は何処にいるのでしょうか。
風が強いとなると、怖いもの見たさで行ってみたくなる長間浜。期待通りに豪快にザババ~ンとやっておりました。穏やかなら、シュノーケリングもできるビーチなのに。
再び前浜の来間大橋側。海の色があまり綺麗ではない。よく見ると波が砂を巻き上げています。波がパワフル過ぎる。
この防波堤も、いつもなら歩いて行って、普通に写真が撮れる場所です。台風の最中ならば近寄る人も居ないでしょうが、天気がいいと、つい近くまで行ってみたくなります。
しかし、この状況では、自殺しに行くようなもの。
渡口の浜では、先日も海の事故で子供を含む3人が亡くなる事故が起こったばかりです。ニュースの映像で見ると、このときも「ここが渡口の浜?」と言いたくなるほど、凄い波でした。
普段波の立たない場所では、大きな波があると、流れが変わったり、地形が変わったりと、想定外のことが起こり、波以外にも脅威にさらされる恐れがあります。
決して無理はされないよう。遠くから写真を撮るくらいで我慢してください。
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