小さな島に突き出だした、長さ数百メートルの細い岬のそのまた一番端っこ。
道路はここで終わり。目の前にある海は、別名マンタ街道と呼ばれるヨナラ水道、その向こうは、もう西表島です。
ここに、客室5室だけの小さな宿があります。
小浜島の「ゲストハウスパナパナ」です。
西向きのテラスがあります。ここは、共用スペースで食事処でもあります。
屋根だけで、壁はありません。だから、沖縄なのにエアコンがありません。夏でも海風が抜けて、気持ちよく過ごせます。
食事は、朝食のみ。夕食は、予約時に相談すれば、近所にある、唯一の食堂を押さえてもらえます。
以前は、2食付きで、このテラスで夕日を見ながら食事ができました。人手が足りなくなったからだそうですが、夕食復活を願っています。
しかし、部屋の冷蔵庫には、オリオンビールが冷えているので・・・
ここには、遊ぶところが何もありません。あるのは、この宿だけ。
ノープランでできることは、周辺の散歩くらい。目の前の海では、たま~に人が泳いでいます。
アクセスも、港から宿の送迎が1日2回。それ以外には、島で数少ないレンタカーを借りるしかありません。
のんびり。
そう、のんびりするしかすることがありません。
夜になりました。夜は何をしますか。満点の星空を眺めますか。それとも、テラスで静かに泡盛を嗜みますか。「部屋でテレビ」では、ちょっともったいない。
リゾネコ。パナパナの飼い猫「みーくん」。デッキチェアをちゃっかり独占。
宿とは関係ないヤギ。夕方になると車もほとんど通りません。
リゾートホテルが2つもある小浜島。ホテルのチェックイン、チェックアウト前後の時間帯は、石垣島からの航路には、大型船が就航します。
リゾートホテルで優雅なひとときを過ごしている人達は、ホンの数㎞先に、こんな素敵な隠れ家があるとは思わないでしょうね。
ところが、大変だぁ!JTAの機内誌「Coralway」に、パナパナのことが紹介されてるじゃないですか。この雑誌、結構みんな見ているから、ますます予約が取りづらくなってしまう。
この宿、そして、宿のある細崎(くばさき)集落は、以前にも、当ブログで記事にしましたが、今回は、オーナーの了解を得て宿名も載せました。
小浜島のリゾートハウス
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html
何もない小浜島の何もない集落 細崎
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/07/blog-post_19.html「ゲストハウスパナパナ」でweb検索してみてください。
実は、宿のホームページに一点、当ブログの写真が載っています。
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