2018年4月9日月曜日

沖縄には行きたくないという友達を説得する方法



 今年の夏は、友達や彼氏彼女、家族を誘って一緒に沖縄に行きたい、そう思って計画を立てたら、相方は思いもよらぬ完全否定。

 なんでだぁ~??


 そこまでいかなくとも、いくら誘っても気乗りのしない生返事しか返ってこない、なんてありそうな展開ですよね。

 今回は、沖縄に拒否反応を示す人をどうやって説得して、一緒に旅行に行くかを考えてみました。



 沖縄に行きたくないという人が口にする理由とは、暑い、台風が心配、食べ物が合わない、高い、といったものがほとんどです。

  しかし、沖縄を避ける一番の理由は、 「今更海で泳ぐなんてチョットだし、泳がないなら沖縄に行ってもしようがないし。」ということのようなのです。


 沖縄に行ったことはあるけれど、あまりいいイメージを持っていない人もいます。

 修学旅行で行って、南部の戦跡や首里城の見学の合間に1日泳いだけど、11月で寒かっただけとか、八重山○島巡りツアーで一通り廻ったけど、慌ただしかったし天気も今イチだったし、もういいかなみたいな人も結構いるようです。


 沖縄での楽しみ方は、海で泳ぐだけではないし、暑いといっても、真夏の最高気温で比れば内地の方が暑いことも珍しくないし、沖縄でなくとも、台風そのほかの悪天候の可能性から逃れられるわけではないし、時期を選び安く行く方法だっていくらでもあるのですが・・・

 いずれにしても、思い込み、偏見、喰わず嫌いに近いものですが、嫌モードになっている人を理詰めで説得するのは難しいものです。


 それよりは、沖縄の魅力を一方的にアピールしてはどうでしょうか。
 最も手っ取り早いのは、コーラルブルーの海や咲き乱れる原色の花の写真や動画を見せることでしょうね。

 「こんな色の海みたことある?」「こういう景色はまだ見てないよね?」「空港に着いたら車ですぐだよ。」「港からは自転車で行けるよ。」



 相手が少しその気になってきたら、他の国内旅行先と比べて、遙か遠くに行くわけではない、べらぼうに暑いわけでもない、そんなに高いわけでもないことを説明します。

 また、仮に泳ぐとしても、シュノーケリング、ダイビング(体験)、カヤック、SUPなど色々楽しめるので、ご近所の海水浴場に行くのとは訳が違うことも、併せて話してください。

 トドメに「足の着くような浅い海にニモが居るんだよ。」「オリオンビールって沖縄で飲むと美味いんだよんねぇ~」「完熟の甘っ~いパイナップルなんて食べたことないでしょ。」などと畳み掛けましょう。

 この作戦で結構落とせるはずです。笑





 ところが、一部の女性の中には、沖縄旅行に尋常ならざる抵抗感を示す人がいます。その心は、というと、

 私は水着になりたくない


 グループで沖縄旅行を企画したら、メンバーの一人が「ワタシ沖縄には行かない。皆で楽しんできて。」なんて言い出したらピンチです。

 伝わってくるニュアンスが、「水着になんかならない。行きたい人だけで勝手に行って」という意味だったりすると、周りも気を遣ったり、シラけたりするので、残りのメンバーだけで行けるかどうかも怪しくなります。

 こうなると厄介です。

 沖縄に行ったからといって、必ず泳ぐわけでもないし、水着にはならない遊びのメニューがいくらでもあるのですが、おそらく彼女らの抱く沖縄のイメージは、夏の湘南海岸、須磨海岸と同列なのでしょう。

 メンタルがこういう状態になっている人を説得するのは、非常に難しい。
 特に男性が、「別に泳がなければいいじゃん」、「ウエットスーツ着て泳げば」なんて言ったら、却ってこじらせるだけです。


 
 何故水着になりたくないのか、それを分析して対策を考えるのは、当ブログの能力を超えますが、沖縄の魅力は海で泳ぐことだけじゃない、という説明は可能です。

 沖縄はビーチリゾート、マリンレジャーだけの場所ではない

 このことをできるだけ具体的に説明して、勧奨しましょう。

 西表島でマングローブの川をカヌーで遡る、石垣島の海を見下ろす丘でジェラートを食べる、竹富島の花咲乱れる集落を自転車で走る、宮古島に架かる絶景の長大橋をドライブする、下地島で日本一美しい(かもしれない)海の写真を撮る、そんな感じです。

 ゴージャスなビーチリゾートではなく、海のある田舎の島に行くイメージです。

 併せて、ビーチサイドのホテルに泊まるツアーではなく、こぢんまりとした小規模宿でのんびりするとか、市街地のビジネスホテルに泊まって夜は街中に繰り出す、的な企画を提案しましょう。



 そうした涙ぐましい努力をしても、相手がどうしてもウンと言ってくれなければ、この際一人で行ってしまうのはどうでしょうか。
 帰ってから、写真でも見せながら、いかに楽しかったかを熱く語れば、次回は一緒に行くと言いだすかも知れません。


 自分が、沖縄離島に通うようになってかれこれ20年近く経ちました。
 初めてコーラルブルーの美しい海を見たときは、衝撃的に感動して、この景色を皆に見せたい、とマジで思ったのです。

 当時、毎年旅行に行ったりスキーに行ったりする友達グループに声をかけたのですが、誰も乗り気ではない。
 結局、沖縄一人旅を繰り返すうち、自分がどハマりしてしまいました。

 


 ま、行きたくないという人を無理に誘う必要はないのですが、そうは言っても、自分がいいと思ったことは、人にも勧めたくなるものです。

 美味しい店を見つけたら、人に教えたくなりますよね。沖縄旅行もそれと同じなのではないでしょうか。



 沖縄=海=デッキチェアにビーチパラソル、みたいな単純なイメージや、東京がこんなに暑いのだから沖縄はもっと暑いに違いない、というような一方的な思い込みで沖縄旅行を忌避しているのならば、沖縄好きからすれば、もったいない!としか言いようがありませんよね。


 とにかく一度連れていって、あのコーラルブルーを見せてしまえば、もうこっちのものです。多分、リピーターになります。
 それでも「高原の避暑地の方がいい」なんて言われてしまったら、もう諦めましょう。笑



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