沖縄都市モノレール、ゆいレールが10月1日に延長開業します。
ゆいレールは、「那覇空港」を起点に、現在の終着駅は、「首里」。
そこから先、北方向に4.1㎞延びて、「てだこ浦西」まで。途中に「石嶺」「経塚」「浦添前田」の3駅が開業します。
これにより、那覇市内だけを走っていたゆいレールは、隣の浦添市に飛び出すことになります。
ゆいレールの開業は、2003年。沖縄初の鉄道(正確には軌道)です。
開業当初は、物珍しさもあって上々の滑り出しをみせましたが、その後はよくある乗客減で、将来が心配されていました。
ところが、観光客の増加などもあって、奇跡のV字回復。最近は、むしろ混雑が問題となり、1両増結して3両編成にすることも検討されています。
(知っている人は思わず笑ってしまう?京急色のモノレール)
延伸区間には、これといった観光名所はないので、地域の足として利用されるのでしょう。
当初の開業予定より半年ほど遅れての延伸開業となりました。
しかし、鉄道の開業は、新幹線を除けば、どの路線も、延期延期を繰り返すのが常。むしろ、僅か半年の遅れで開業できるのは、案外凄いことだと思います。
そして、来年春には、ゆいレールでも、Suicaなどの全国区の交通系ICカードが使えるようになります。
現在は、OKICAというオリジナルの交通系ICカードが利用できますが、Suicaなどとの互換性はありません。
OKICAは、2014年に導入されたばかり。ゆいレールのほかは、一部バス路線に使えるのみで、あまり普及しませんでした。
始めから、Suicaにしときゃよかったのに、と思いません?
新たな終点となる「てだこ浦西」駅。
「てだこ」は地名かと思いましたが、これはキラキラ駅名。
沖縄の方言で太陽を「てだ(てぃーだ)」、それにに子供の「こ」を合わせて「てだこ」。
浦添市は、かつて琉球王国の首都があったことから、こう呼ばれているんだそうです。何とかゲートウエイと同じか?
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