2020年9月13日日曜日

宮古島の地味な方の平安名崎 西平安名崎2020




 宮古島の名勝のひとつ、西平安名崎(にしへんなざき)。

 タイトルの2020は、以前当ブログで取り上げた場所を、今年撮った写真で改めてご紹介しようというものです。


 宮古島で有名な「平安名崎」はこちら、東平安名崎。宮古島を代表する景観地です。



 一方の西平安名崎は、地味絶景。

 綺麗な海に囲まれている点は同じですが、東平安名崎が、高台から海を見下ろすのに対し、西平安名崎は、海との高低差があまりありません。かといって、砂浜がないので泳ぐことも出来ず。

 ニッチというか、中途半端というか・・・



 しかし、周辺の海が綺麗なことは間違いありません。何しろ宮古の海ですから。この光景も何年も変わりません。



 三角形の宮古島の北西端に位置する、と一般には説明されますが、宮古島最西端は南側の与那覇辺りだし、最北端は、池間大橋付け根の世渡崎。

 何か適当なんですが、大体あっちの方、みたいな。



 東方向には、池間島と池間大橋を臨みます。池間大橋の全景が眺められます。



 この風力発電の風車が、西平安名崎のランドマーク。巨大な白い風車は、青い海青い空によく映えます。



 宮古島の北を目指す人は、そのまま池間島に行ってしまう人が多いようです。まあ、分かりますけれどね。
 宮古島を1日・2日で廻るとなれば、地味な西平安名崎は後回しかな。

 ハイビスカスが植えられている、感じの良い遊歩道もあったりするのですが。



 ここが、知る人ぞ知る西平安名崎の突端です。ちゃんと整備された歩道もなく、行く人もあまりいませんが、せっかくだから、最先端まで。




 西平安名崎は地味ですが、落ち着いています。最近は数少なくなった、沖縄離島らしい居心地のいい空間です。自分もこういう場所は好きです。

 東平安名崎は、コロナの今年はともかく、例年ならば大型バスで団体さんが訪れるような場所ですが、こちらは滅多にそのようなことは起こりません。

 
 泳がないけれど、綺麗な海をボーッと眺めていたいという向きには、なかなか捨てがたい、味のあるビューポイントだと思います。
 



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