2020年9月17日木曜日

石垣島川平湾の全景と対岸の小島




 石垣島の名勝、川平湾。南側の展望台から見た全景です。

 川平湾といえば、一般的には、湾の北西側に当たる川平公園一帯を指しますが、そこから見えるのは、川平湾の一部。

 県道78号線沿いには、北方向に川平湾の全景を見渡せる場所があります。
 



 これが、お馴染みの川平公園からの眺め。ミシュラン三つ星の観光地です。


 

 よく見ると人が歩いている。対岸の方からやって来たみたい。でも、どうやって?

 この写真を撮ったときから、あちら側に行ってみたいとずっと思っていたのですが、Googleマップをジックリ眺めていたら、行けそうなルートがありました。



 入り口は、冒頭の写真を撮った駐車場のすぐ横のようです。
 そこから、徒歩で7~8分。車でも行けなくはないけれど、万一対向車が来たらアウトな狭い道です。

 着いた先は、誰もいない砂浜でした。



 超遠浅の海。干潮に近いこの時間帯は、高さ数㎝の波が押し寄せていました。



 この砂浜アートは、カニの巣穴。
 カニは、砂浜に巣を掘るとき、砂を小さな団子状にして外に捨てます。偶然の産物ですが、見事です。
 


 沖合の方は深くなっています。何やら浮いているのは、黒真珠の養殖筏です。



 遠くの方に船が見えます。これが、川平湾のグラスボートです。




 県道沿いの駐車場付近から下っていくと、川平湾の南東側のビーチに出ます。
 そこから海に向かって右側(北方向)に、まるで陸続きのような島があります。これが、小島です。川平小島とも言うそうです。

 この小島を海沿いに歩いて行くと、川平公園の真向かいに出られるようです。
 さらに干潮時間帯だと、砂州のような場所ができるので、そこを歩いて行くと、先ほどの写真ようなことになります。

 ただ、結構距離があり、潮が満ちてくると危険なので、事前のリサーチが必要な感じでした。次回は、挑戦しよう。


 それにしても、川平公園の対岸は、表の川平湾とは別世界の静かで地味な砂浜でした。
 



 再びサトウキビ畑越しに臨む川平湾の全景。

 スッキリ晴れた日でなければ、なかなかこの光景を見ることはできませんが、この日は、ため息が出るほど美しかった。
 



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