美しい海に突き出したシンプルで長い桟橋。
黒島にある伊古桟橋、国の登録有形文化財です。
桟橋としての役割は既に終え、数少ない黒島の観光客と、釣り人の島人がたまにやってくるだけの長閑な場所です。
こちらは、桟橋の終点辺りから付け根方向を眺めています。
桟橋から西側、黒島港方面を臨みます。この辺りの海は、桟橋と黒島港に挟まれているため、海が穏やかです。
ウミガメも登場してくれました。真ん中で顔を出しているヤツ。でも、凄いのはこれではありません。
凄かったのはこれ。
鳥の軍団が、我が物顔で休んでました。
普通に観光客もやって来る桟橋に、人がいなくなったとたんに鳥が群れでやって来るなんて、ちょっと感動。
コチドリでしょうか。アジサシみたいなヤツも少しいます。
しかも、後方の海を安栄だか八重観だかの船が爆走中。何と絵になる光景では ♪
しばらく沈黙が続いた後、1羽が飛び立つとそれに続いて一斉に飛び立ちました。目の前で圧巻の光景です。
少し西側から見た伊古桟橋。
竹富島に西桟橋という桟橋があります。夕日の名所として知られている場所です。
西桟橋も、この伊古桟橋も、今は使われていない点、有形登録文化財に指定されているという点で共通ですが、訪れる観光客の数が、勝負にならないほど違います。
その分、伊古桟橋は、ときに鳥の楽園になってくれるようです。たまたまその瞬間に居合わせてラッキーでした。
でも、普段は、何もない静かなただの桟橋です。
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