池間島の池間漁港から眺めた海。
池間大橋を渡ると、すぐ右手に、土産物屋やら飲食店やらがまとまってある、池間島の観光スポットがあります。
しかし、池間島に渡った人は、だいたいそこだけ見てUターンしてしまいます。
ちょっとだけ足を伸ばして、進行方向左手側(西側)の池間漁港、さらにその奥の集落脇まで進むと、そこには、観光客のいない静かな海が広がっています。
当ブログでは、以前から度々書いている「港の海は美しい」シリーズ。ここ、池間漁港も例外ではありません。
堤防から眺める、グラデーションに富んだ海の青。
海面に雲が映ります。波の立たない港らしい光景です。
深さによって、海の色が違います。おそらく、通航する漁船のために浚渫したからでしょう。こういう眺めも、港ならではです。
西向きの海岸からは、夕日が拝めます。
平良港から出港する船。大型船も通過します。惜しいなぁ。雲がなければ・・・
ここは、漁港のお隣ですが、港から海伝いに直接行くことはできません。池間島の集落を通る必要があります。
漁港の駐車場に車を駐めて、Googleマップを頼りに歩きます。
現れたのは、こぢんまりした素敵なミニビーチです。
この場所は、外周道路とは繋がっておらず、集落の細くて曲がりくねった道を行かないと辿り着きません。
周辺に大きなホテルがないこともあり、観光客は、よほどの物好きでなければ、ここまでやって来ません。そもそも場所すら知らない人がほとんどでしょう。
おかげで、ビーチは人も少なく静かです。
毎年のようにドンドン変わっていってしまう宮古島周辺にあって、池間島は、それでも比較的変化の少ない方だと思います。
池間漁港周辺は、観光という面ではあまり荒らされていない場所です。美しい宮古の海を、静かに眺められる残り少ない場所かも知れません。
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