陸路で一周できない島は?
この前やった検定シリーズに使えば良かった、なんて思いましたが、宮古・八重山諸島で、島一周の外周道路がないのは、大神島、竹富島、そして西表島です。
中でも、西表島は、外周道路が島の半分ほどしかありません。その西側の終点、白浜のご紹介です。
西表島の西には、与那国島しかありませんが、与那国島には路線バスがないので、白浜のバス停が日本最西端のバス停ということになります。
西表島の海岸延長は、130㎞もあります。外周道路は、南側から東周りの半分ほどしかなく、島の西側は未踏の地となっています。
ここが、歩いて行ける西側の最終地点です。
ちなみに、こちらは東回りで半周した南側の終点、豊原のバス停です。西表島の南にある波照間島にも路線バスはありませんから、ここが日本最南端のバス停です。
西表島のバスは、1日4往復しか走っていませんが、バスマニアには垂涎の秘境路線でもあります。
周辺にはこんな綺麗な海が広がっています。
この岩は、ゴリラ岩と言うらしいのですが、西表島の特に北側には、こんなゴリラ顔の岩が結構あります。
ここいら一帯は、島に囲まれているので海が穏やかです。海面が雲を映します。
陸路の終点である白浜には、小さな港があります。ここから陸路ではいけない集落、船浮まで航路が続きます。
船浮から先は、人が住んでいる集落がありません。
竹富町は、八重山諸島のうち、石垣島と与那国島を除いた、7つ有人島から構成されていますが、西表島は、その中でも最大の人口(といっても2千5百人ほどですが)を擁します。
その竹富町では、町長が、官製談合防止法違反の罪で逮捕され、町長を辞任したという衝撃的なニュースが流れてきました。
自然豊かな果ての島でも、ドロドロの人間模様が繰り広げられていたわけですが、こんな穏やかな海を見ていると、別世界の出来事のようでもあります。
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