海は綺麗だけれど、あまり人の来なかった場所。宮古島の話です。理由は、前浜よりちょっと遠いのに前浜の方がもっと綺麗だから。
ところが、昨年の夏は結構な人がこの場所に押し寄せていました。前浜の奥の方。正確には前浜の北側、海に向かって右方向のビーチです。
こちらは、コロナ以前の賑わっていた前浜です。前浜港から。
一般に、前浜と呼ばれるのは、前浜港から北西側、東Qホテル前辺りまでのビーチをいいます。
東Qの先で砂浜が途切れるため、前浜はここまで、みたいな感じになっていますが、もちろん、その先も海は続きます。
東Qの先は、以前はGoogleマップに「裏前浜」と表記されていましたが、いつの間にか消えていました。
まあ、取り敢えず裏前浜ということで。
裏前浜も、東洋一とか言われる本家前浜と同様に美しい海です。
ただ、東Qの先は、少し砂浜の幅が狭く、満潮時には、防波堤まで波が迫って来ます。一方、北の方行くと逆に超遠浅になり、干潮時は、どこまで行っても砂浜みたいな感じです。
それに加えて、前浜のような駐車場もなく、防波堤沿いの管理用通路の入り口から入るしかありません。
カーナビや観光ガイドマップ頼りでは、ちょっと行きにくいエリアです。
正面に見えているのは来間島です。
4月から5月にはこんな光景も。こんな風にとまってくれると、とても綺麗な背景で写真が撮れます。
これは、海が草むらに近いことが奏功しています。
夕方が近づいてくると海の色が変わります。透明感が際立つ海もまた綺麗です。
そして夕刻。西向きのビーチなので、夕日を見に来るはもちろん、敢えてこの時間に泳ぎに来る人もいます。
Sunsetスイミング? なんとも贅沢な時間の過ごし方です。
裏前浜の最北、西浜崎周辺。
ここいら一帯で唯一駐車場があります。と言っても、ホンの数台分ですが。
ここもいつの間にやら人が増えて、夕日の名所に。駐車場があることから、SUPをしに来る人も見かけます。
以前ご紹介したサンドアートも、裏前浜で出会ったものです。
コロナ以前は、人の多かった前浜。
特に外国人観光客が、バス数台で乗り付けて来たときは、ここは湘南海岸か須磨海岸か、というような、阿鼻叫喚な光景が繰り広げられてきました。
一転去年の夏は、コロナ対策とかで、市が駐車場を規制したため人が減り、規制のないより北側の裏前浜に人が集まるようになりました。
前浜は、砂山ビーチもそうなのですが、バブルやらコロナやらで、落ち着かない宮古島の象徴のような場所になってしまいました。果たして今年の夏はどうなるのでしょうか。
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