2022年8月24日水曜日

粟国島にあり得ないオートキャンプ場が




 絶海の孤島、とまでは言わないけれど、那覇から船に約2時間乗ってようやく辿り着く島、粟国島。

 八重山でいえば、小浜島、黒島程度の大きさの島ですが、東側には、海岸線が約1㎞も続く美しいビーチ、長浜(ウーグ浜)があります。


 砂浜を歩いて行くと、どこまでも続く海。何もない砂浜・・・




ところが、


 外周道路側を歩いて行くと、ウーグ浜に場違いな豪華施設が。



 粟国島オートキャンプ場です。 




 オートキャンプサイトが7箇所と、普通にテントが張れるサイトが10箇所、それにシャワー・トイレ・炊事場などがあるそうで。

 電源付きのオートキャンプサイトが1泊5000円也。デイキャンプの設定はないので、島の人がビーチパーティー(BBQ)に来ることは想定していないようです。


 もっとも、島人が金を払ってビーチサイドの施設を使うとは考えられませんから、これは、100%観光客向けの施設でしょう。




 昨年夏、ひっそりオープンしたものの、当初はコロナで使えず、いつの間にやらひっそり解禁したらしいですが、相変わらずひっそりしたままのようです。
 
 施設が新しい上に、何といっても海が綺麗ですから、ロケーションは最高。宮古島だったら、リゾートホテル建設とかいう話になりそうな。




 周辺一帯は、公園のように整備されています。キャンプしなくても、これだけでももう十分。




 美しい海も、もちろん目の前。その分風は強そう。




 道路を挟んだ反対側には、長閑な畑が広がっていました。サトウキビではなさそうなので、雑穀か何かのようですね。



 
 いや~行ってみて驚きました。誰も歩いていない、車でさえ滅多に通らない道をとぼとぼ歩いていたら、突然、ド~ンと現れるのです。
 人はいなかったけれど。


 いくら沖縄好きの自分でも、ここでキャンプをすることは多分一生ないと思いますが、ロケーションとしては本当に最高です。



 造るときは、潤沢な補助金が使えるけど、メンテの金がなかなか工面出来ないというのは、沖縄の公共事業あるあるですが、ここもそうならないように、維持管理をしっかりしていただきたいと思います。


 また、島外観光客へのPRがもの凄く重要になります。

 キャンプをするには、事前の準備が必要です。島に行ってみたらキャンプ場があったのでちょっとやってみるか、なんて人はまず居ません。





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