宮古島を代表する景観地、東平安名崎。岬一帯が、「隆起珊瑚海岸風衝植物群落」に指定されています。
様々な植物が自生し花を咲かせますが、4月から5月頭にかけての代表花は、白百合でしょう。
内地より早い梅雨入りを、間近に控えたこの頃、白百合が一斉に咲き始めます。岬は、高さ数十メートルの断崖なので、美しい沖縄の海を背景に花が咲き誇ります。
季節の移ろいを感じにくい沖縄ですが、ここには、その時期にしか咲かない花があり、季節感を演出してくれます。
白百合とは、白く咲く百合の花のこと。植物としての種は、テッポウユリ(鉄砲百合)。
テッポウユリ。こうしてみると、テッポウというのも何となく分かる感じがしませんか。
観光地としての東平安名崎のランドマークは、東平安名崎灯台。灯台を背景に写真を撮れる場所を探しました。
本格的な夏シーズン前のこの時期は、バスに乗った団体客が大勢やって来ます。「きれい~」という歓声があちこちから聞こえますが、その割には、皆、駐車場から灯台までの道をサッサと往復して帰ってしまいます。
もったいない。天気がいい日には、せめて1時間くらいはのんびりしていけば良いのに。
咲いているのは、もちろん白百合だけではありません。
それは、次回に。
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