2019年11月9日土曜日

ニシ浜vs西の浜2019 波照間島ニシ浜編



 真夏のニシ浜。


 八重山屈指のビーチであり、名前も似ている、波照間島のニシ浜と黒島の西の浜。まずは、波照間島のニシ浜(漢字で書くと北浜)の絶景をご覧ください。

 タイトルの「2019」は、以前にもご紹介した場所を、今年撮った写真で、改めてご覧いただこうという企画です。


 ニシ浜の全景。駐輪場辺りから西方向にカメラを向けました。こうして見ると入江状になっているのが分かります。奥の方は、紺碧の外海です。



 ニシ浜を目当てに、石垣島から日帰りで波照間島にやって来る人が大勢います。でも、この島は遠い。高速船で片道約60~90分。

 それでも、めげない人が多いのでしょう。7・8月には、石垣発朝7時という便が運航されていました。



 まあ、でも分かります。この海だから。



 干潮時間帯は、一眼レフカメラを持ってここまで歩いてこられます。



 北方向に西表島を臨みます。山がある西表島では、すぐに雲が湧いてきますが、そんな時でも、平坦な波照間島では、いい天気。



 早朝のニシ浜。太陽は背中の方から昇ってくるので、日の出は拝めませんが、海面がほんのり紫色に染まってます。




 一方、とても残念なこともありました。

 7年ぶりにニシ浜で泳いでみたら、珊瑚が壊滅状態でした。沖の方は分かりませんが、砂浜に近い部分の珊瑚の根は、全部こんな感じになってしまいました。

 これは、本当にガッカリです。



 こちらは、2012年9月に撮ったものです。こんな海は、もう復活してくれないのでしょうか。




 大型高速船の就航で、多少欠航が少なくなりましたが、それでも、海がちょっと荒れると波照間航路はすぐにストップしてしまいます。

 八重山諸島の中で、最も行きにくい島であることは変わりません。その分、晴れて穏やかなときのニシ浜は、リアル安らぎの里です。 


 続いて、次回は、黒島の西の浜です。



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