2020年10月12日月曜日

黒島航路でひと味違う海の色をお楽しみください

 

 
 八重山の高速船。
 石垣港から各離島に向かって、時速数十㎞でかっ飛んで行きます。

 航路の大半は、石西礁湖と呼ばれる国内最大の珊瑚礁域の上です。船が航行出来るのは、水深の深い場所ですが、そこから眺める海は素敵です。


 特に黒島航路は、終盤の約5分間、とても綺麗な色の海の上を走ります。ひと味違う海の色を堪能してみてください。
 


 石垣港出港直後。
 高速船は、紺碧の海に白波を立ててフルスロットルで快走します。これだけ見ていても気持ちがいいのですが。
 


 黒島行きの高速船は、南南西の方向に進み、竹富島のすぐ南側を通過します。
 進行方向右手に見えるのが竹富島です。 
 



 全行程約30分ですが、残り5分くらいになると、船は黒島に向け、進路を南に変えます。
 その辺りから海の色が少し変わってきました。それまでの濃い青色から、少し緑がかった薄い青色になっています。
 


 さらに進むと海は、明るい青に変わります。
 


 この海の色。沖縄でよく見るコーラルブルーとか、エメラルドグリーンとも違います。
 何と表現していいのかよく分かりませんが、明るい青。黒島ブルーです。
 


 黒島港到着。港内の海の色は、いわゆるコーラルブルーです。5分くらいの間に、次々と海の色が変わるのが分かります。

 これでは、船内で寝ているのは惜しい。
 特にこれから黒島に向かうときは、これを眺めているとテンションが上がります。
 



 八重山航路の高速船にも、新型の船が徐々に投入されています。
 しかし、新しい船は客席が全て室内です。分厚い窓ガラスに囲まれた船内は、エアコンが効いて快適ですが、海を眺めるにはイマイチです。

 このように、昔ながらの後方がデッキになっているタイプの船の方が適しています。

 快適な船室には敢えて座らず、短時間ですから冷房なしの後方デッキの堅いベンチシートに陣取り、船窓をお楽しみください。
 



 黒島からの帰り。再び後方デッキ席に座り、カメラを構えます。

 出航後3~4分で、再び少しだけ緑がかったブルーに変わりました。高速船が海面をかき乱す凄まじい白波とのコントラストがまた最高です。 
  



 ところで、長らく共同運航を続けてきた安栄観光と八重山観光フェリーですが、この10月から昔のように、別々の運航体制となり、共通乗船券も廃止になりました。

 一体何が起こったの?




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2 件のコメント:

  1. 沖縄の離島には1度しか行った事がないけど、何時までも眺めていられる風景(海)ですね✨

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  2. ありがとうございます。
    一度と言わずに、また行ってください。

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