2020年10月17日土曜日

美味しゅうございました 沖縄そばの日2020


 10月17日は沖縄そばの日です。

 今年も、沖縄のあちらこちらで食べた美味いそばを集めまてみました ♪


アーサそば/みなと食堂 


 宮古島の荷川取(にかどり)漁港にあるみなと食堂。

 自家製麺がウリの店ですが、このアーサそばは、麺にアーサーが練り込んであるという凝った代物。

 あっさり鰹出汁とよく合います。

 錦糸卵の黄色、アーサーの青と彩りもよく、一方、市販の紅ショウガを使わず、生ショウガの細切りを添えるなど、細かいところにも気配りがあり、何というか、ニューウエーブ宮古そばみたいな感じで大変美味しゅうございました。

 ややこしいことに、割と近くにミナト食堂というのもあるのですが、今度は、そちらにも行ってみよう。



木灰えびそば/イラヨイ(Irayoi) 



 宮古島の西平安名崎近くにある 、そば屋というよりはカフェと紹介されている店です。ランチメニューは色々あり、そばも一応ある、みたいな扱いです。

 ところが、そのそばが、自家製麺の木灰(もっかい)そばなのです。


 木灰そばとは、ガジュマルなどの木を燃やした灰を水に溶かし、その上澄み液を鹹水の代わりに小麦粉に練り込んだ、昔ながらの製法で作った麺です。

 木灰そばは、腰のある独特の歯ごたえが特徴です。しかし、手間がかかるため、これを出す店は本島を含めあまりありません。

 この日のそばメニューには、写真のえびそばしかありませんでしたが、木灰麺に車エビ3尾がのって950円は、おトク感満載です。

 

 みなと食堂といい、イラヨイといい、自家製麺の店が増えつつあることは、大変嬉しいことです。沖縄そばの進化を期待させます。

 


 アーサー豆腐そば/守礼そば



 去年に続き、今年も行って今年も食べた、那覇の赤嶺駅から徒歩5分くらいの所にある店です。
 ここも麺に凝っていて、メニューにより麺を使いわけているようです。
 また、スープも、①濃厚豚味、②あっさり豚味、③鰹味が選べるのですが、スープの味を選べる沖縄そば屋って、ほかには知りません。

 店内も広く、沖縄そばファミリーレストラン的な雰囲気です。



 去年までは、新しい店を開拓しようという気持ちが強かったのですが、今年はコロナのせいで、沖縄に行けるかどうか直前までハラハラしていたこともあって、むしろ前と同じ店で前と同じものを食べたくなったりしました。



軟骨ソーキそば/八重山嘉とそば



 ここも去年行った、石垣島北部山原(やまばれ)の嘉とそば。

 つるつる食感の麺は、おそらくラーメンの麺だと思ったのですが、案の定、ラーメン屋と紹介しているサイトもありました。

 でもよく考えたら、どちらも小麦粉に鹹水を加えて練った麺。ラーメンと呼ぼうが、沖縄そばと呼ぼうが、どっちでもいい話で、要は、旨けりゃいいんです。

 ところで、最近は、ソーキといっても軟骨ソーキが主流になっているようです。


 まぐろ出汁そば/源石垣空港店


 3年振りくらいに食べたのですが、メニュー名が「まぐろそば」から「まぐろ出汁そば」に変わったのは、どういう意味だろうか。

 と言う話はともかく、よくある鰹出汁ではなく、珍しいまぐろのアラで取ったスープと、具にマグロの身とかまぼこがのった、海鮮そばです。



 野菜ソーキそば/ガーデンあさひ



 竹富島の西桟橋近くにある食堂です。正確な記憶ではありませんが、確か以前は、単純なソーキそばだったような気がします。

 黒っぽいのは、戻した干し椎茸。見かけはあまり良くないですが、結構イケます。スープも美味。


もやしそば/食事処さしば


 下地島のさしばの里の中にある、ホテルのレストランを兼ねた食事処です。

 ドッチャリもやしが入っていますが、中華系のもやしそばとは違い、油も少なくあっさりしています。夜に食べたのですが、飲んだ後の締めの一杯としてはなかなかイケます。

 野菜を沢山食べたという免罪符もおまけに付いてきます。



 宮古そば/伊島観光サービス


 伊良部島の渡口の浜にある海の家のような店ですが、ここのそばは、なかなかどうして侮ることが出来ません。

 特徴は、このオリジナル辛子ニンニク味噌。去年までは、別皿に小さじ一杯ほど付いて来たのですが、今年から?タッパーに入って取り放題に。だからといって入れ過ぎると・・・



禄そば/禄(ROKU)


 ここは、初めて。宮古島の平良港のそばに出来た新しい店のようです。

 軟骨ソーキと三枚肉がドーンとのった肉々しいそばですが、スープは完全鰹出汁で、豚の味は全く感じません。

 豚肉を煮込んだスープは、おでんの出汁として、夜の部に登場するようです。



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