上を向いてもコロナ、左を見てもコロナ、コロナコロナの1年でした。
経験したことのない緊張感が漂っていた時期もありましたが、それはそれとして、沖縄離島旅行が楽しかったことには変わりありません。
沖縄ひとり旅。2020年も色々楽しいことがありました。
実は、コロナのおかげで、個人的にはいいこともありました。
オリンピックが中止になったので、本来なら高くて行けない、人が多くて行く気にならなかったはずの8月上旬にも宮古島に行けました。
しかも、ツアー代金は例年の9月並に安い。しかもしかも、予約後にGo To適用となり、代金の一部が戻って来たのです。
8月後半以降も、Go To割引価格で行くことができました。元々、Go Toがあろうがなかろうが沖縄には行ったので、単純に旅行代金が安くなっただけ。
ラッキー♪ とかいって浮かれているのはあまりにも申し訳ないので、差額相当は、自分基準で考えて世のため人のために使わせていただきます。
沖縄の各島では、いつも泊まる宿は大体決まっています。何回も泊まると、以前その宿で一緒だった人と偶然再会することも珍しくありません。
しかし、今年は、特に多くのリピーターさん達と遭遇しました。
黒島の民宿に泊まったのが7月の上旬。緊急事態宣言後初の沖縄旅行だったのですが、偶然にも、以前この宿で一緒になった常連さん達3人が泊まっていたのです。
これだけでも、結構レアだと思うのですが、この宿に9月下旬にもう1回行ったら、またまた以前一緒だった人が3人いた。しかも、7月にも会ったIさんがまたいる。
ここに住んでるんですか~ 笑
宮古島の民宿でも、合計9泊したうち5泊で、以前にこの宿で一緒になった人とまたまた一緒になりました。
ここは3部屋しかないので、自分以外は2組しかお客さんはいないのに、凄い高確率。
一人で旅をしていて、寂しいということは決してないのですが、それでも、知っている人と予期せず会えるというのは嬉しいものです。
今年は、こんな状況だったので、新しいところを開拓したいという気持ちより、今まで行ったことがある場所にまた行ってみたいという気持ちが強かったのです。
行ったのは、宮古島周辺と、八重山は石垣島と黒島、日帰りで竹富島。後は、那覇に半日ほど滞在しただけ。宿も、ツアー設定の都合で泊まった1,2のホテルを除き、いつもの宿ばかりでした。
もしかしたら、ほかの人も同じ気持ちだったのでしょうかね。
自分史上初チャレンジ!
石垣島の泡盛、八重泉と請福、それに玉の露の利き酒をやってみました。
小さなグラスに注がれた3種類のストレートの泡盛を、神経を集中させて、口の中にチビリと注ぎます。
う~~~むむむ。そぉっかぁ~
八重泉も請福も、口に含んだ瞬間の刺激はどちらもほとんど同じなのですが、喉を通過する瞬間、八重泉はあまり変わらないのに対し、請福は、微かなコクと甘みを感じる。
八重泉が軽いというのはそういう意味だったのか。
ちなみに、玉の露は口に含んだ瞬間から微かなコクと甘みが感じられます。
八重泉も請福もずいぶん飲んでいるはずですが、真剣に味わったことはなかったなぁ。ひとつ賢くなりました。でも、単品で出されてどちらか当てろと言われても、絶対に分からない自信があります。
今年のエピソード。
宮古島でドラゴンフルーツを買ったら、おまけに島バナナを一房(10数本)くれました。島バナナって結構高いはず。ドラゴンの値段より高いのでは?さすがゆるい宮古島。
まだ、緑色のものが多かったのですが、その中から一番黄色っぽくなっていたものを1本食べてみたら、
まっずぅぅぅー
パサパサして渋味もあって、思わずはき出したくなりました。フルーティーの正反対。
だからタダでくれたの?
ググってみると、島バナナは熟してから食べないと美味くないとか。
結局家まで持ち帰り、黄色を通り越して黒っぽくなったバナナを食べてみたら、あら、美味いじゃん。ねっとりとした甘みと微かな酸味。食感もいいし。
大変失礼をいたしました。わたくしの食べ方が悪かっただけです。その次に行った時は、その店で島バナナを買って帰りました。
今年は、台風の直撃がなかった分、各島ではバナナが豊作だったそうです。
兎にも角にも、今年の旅の思いでは、コロナ無しでは語れません。
無事行けるか、毎日ハラハラしながら感染者数のニュースを見ていたこと
横浜駅通過時には以前のように人が溢れていたのに、羽田空港に着いたとたん人が少なくて驚いたこと
減便に加え乗客もが少ないので、那覇発着便が定時より早く離発着したこと
人が少ないかと思っていたら、場所によっては前と変わらず人がいてびっくりしたこと
これは、今年ならではこその思い出です。また、そうでなければ困ります。
ですが、こんな中でも、一時期の自粛のみで、沖縄に行けて楽しく過ごせたことは本当に有り難いことです。
居酒屋宴会派にとっては、まだ辛い日々が続きますが、一人ご飯OKな一人旅派は、旅に出ても大丈夫です。
できることから、工夫して楽しんでいきましょう。
来年こそは、本当に来年こそは、今までどおりの平穏な1年であるよう、願わざるを得ません。
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