2021年2月9日火曜日

伊良部島の三角点・イグアナ岩が立入禁止へ




 伊良部島の通称三角点とイグアナ岩。どちらも、伊良部島北部にある断崖絶壁のビューポイントです。

 ここからの眺めは、間違いなく絶景で、当ブログでも以前写真を載せたことがあります。

 その、三角点とイグアナ岩が、近々立入禁止になるとか。

 立入禁止と言っても、元々展望台になっているわけではなく、知っている人が勝手に入りこんでいただけですが、県有地であり黙認されていたところに、いよいよ規制がかかるようです。

 理由は、危険だから。

 


 三角点もイグアナ岩も、言ってみればただの崖です。
 ガイド本などで紹介されることもなく、伊良部大橋開通前は、一部のガイドやタクシー運転手のみぞ知る、秘密のスポットでした。

 駐車場はおろか、看板等も一切なく、上の写真のような道なき道を歩かないと辿り着きません。

 近年、口コミやネットで情報が広まり、有名になりました。

 ただでさえ危険な場所で、インスタ映えや、YouTubeウケを狙って、悪ふざけをする輩が後を絶たず、問題になっていました。



 昨年末辺りから、個人のブログ、YouTubeなどで「三角点立入禁止」が話題として取り上げられて来ましたが、今月に入って宮古新報で、イグアナ岩と共に三角点が立入禁止になると報じられました。

 場所が県有地なので、県との調整に時間がかかることから、取り敢えず市の予算で立入禁止看板を作ることにしたのだとか。悠長なことを言っていないでサッサとやればいいのに。

 




 三角点もイグアナ岩も、例えて言うなら、タワーマンションの屋上から景色を眺めるような場所です。しかも、そこにはフェンスがありません。細心の注意を払わないと近寄るのすら危険です。
 間違っても悪ふざけをするような場所ではありません。


 さらにその上、そのマンション自体が老朽化のため崩壊の危機にあるとしたら、もう立入禁止にするしかないだろうということです。

 伊良部島は、隆起珊瑚礁の島です。文字通り海面上に隆起した珊瑚礁で、多孔質のもろい石灰岩でできています。
 これまでも、フナウサギバナタ周辺とか、同じく隆起珊瑚礁の宮古島の東平安名崎、保良泉など、観光客が普通に行く場所の一角で崖の崩落が起こっています。


 イグアナ岩が危険だということは、既にお伝えしたとおりですが(こちら)、三角点も同じということなのでしょう

 何れ事故が起こって、それから立入規制が行われるのではないかと心配していましたが、さすがに今回は、先手を打ったようです。





 何故、こんなに危険な場所にわざわざ人が集まってくるのか。それは、眺めが素晴らしいからです。だったら、安全な展望所を造ればいいのに。

 宮古新報によれば、それも検討したけれど、要は金がないからしばらくお預け、みたいなことになったようです。

 巨費を投じた何とか交流施設よりも、よっぽど観光客に喜ばれると思うのですが。

 若しくは、新築のホテルから1室当たり数万円の観光協力金を徴収するとか、アイデアはありそうなものですけれどね。

 
 まあ、それはともかく、コロナ対応でみても分かるとおり、いい意味でも悪い意味でも規制に消極的な宮古島市が規制をするということは、よほどのことだと思います。
 残念ですが、いつか安心安全な展望台を建設してくれるまで待ちましょう。





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