コロナ禍であっても変わっていく場所が多い中で、ここは前と少しも変わりません。
竹富島のコンドイ浜です。
この美しさは、もはや、偉大なるマンネリ?偉大なるワンパターン?
タイトルの「2021」は、過去に当ブログで紹介したことのある場所を、今年撮った写真と共に近況をお伝えする企画です。
今年は、コロナの影響か、竹富島に泊まる人は多くありませんでした。
石垣島から日帰りでやって来る人は大勢いましたが、早朝の便でやって来る物好きは少ないので、朝のコンドイ浜は、のんびり、静かに佇んでいました。
以前、黒島の西の浜も変わらないとお伝えしました。人があまりやって来ず、変わらず自然が保たれている黒島。
一方、ここコンドイ浜は、それなりの観光客がやって来ます。それでも、ビフォアーコロナと比べて、変わっていません。これはこれで凄いと思います。
入り口付近の自転車置き場の朝。この後2~3時間後には、レンタサイクルで埋め尽くされます。
四阿で寛ぐニャンズも、コンドイ浜ではお馴染み光景です。背後にチラッと写っているワゴン車もこれまた健在。
でも、最近はライバル出現?
干潮時に現れる、深さ数㎝の超遠浅な海。普通のカッコで一眼レフカメラを持ったまま”海中”を進んでいくこともできます。このシーンも変わりません。
雲を映す海の美しさ。これも変わらない・・・ってしつこいですかね。笑
変わらないと感じるのは、ジェットスキーなどのマリンスポーツを扱う業者が現れないこと、定番のワゴン車を除いてビーチで商売をする奴がいないためだと思います。
これは20年以上変わっていません。だから、多少人が増えても減っても、イメージが変わらないのだと思います。さすが竹富島です。
スタイルを確立した者のみに許される称号。「偉大なるワンパターン」、「偉大なるマンネリ」。
思いつくのは、ローリング・ストーンズ、サザンオールスターズ、男はつらいよ・・・
自然風景は、本来ワンパターンが当たり前だろ!というご指摘は、まったくもってその通りなのですが、コンドイ浜には、ワンパターン消滅の危機がありました。
例のリゾートホテル建設計画です。
世が世なら、コンドイ浜の中央辺りに派手なゲートができて、その奥には、ホテルにプールにレストラン、なんてことになっていたかも知れません。
地元が反対する中、コロナという神風が吹いたようで、今年もワンパターンの変わらぬ美しさが守られました。
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