2018年9月29日土曜日

伊良部島の高台からの絶景2018




 伊良部島の南側にある展望台、牧山展望台から眺めた伊良部大橋です。このときは、遠くに来間大橋も見えていました。


 タイトルの「2018」は、以前にも当ブログで紹介した場所を、新しい写真で再度紹介しようという企画で付けたものです。

 伊良部島の高台からの眺め。これも、以前ブログアップしましたが、相変わらず美しかったので、今年撮った写真をご覧ください。



 続いては、島の東側にあるサバウツガーからの眺め。



 「ガー」は井戸の意味です。


 
 上からの眺めは絶景ですが、井戸はこの下にあります。つまり、ここまで降りて水を汲みに行っていたわけですから、昔の人にとっては、うんざりする眺めだったのかもしれません。




 風の強い日は波が立ちますが、それはそれで綺麗です。




 北側にある展望台、フナウサギバナタから白鳥崎を臨みます。フナウサギバナタとは島の言葉で、舟を見送る岬という意味だそうです。




 そして、市販のガイド本などにはほとんど出ていないのに、常に誰かがいるという場所。通称三角点です。

 ここが入口です。えっ、何処が?という感じですが。


 しかも、途中、木の根っこのトンネルをくぐらなければなりません。その高さは1メートルもないほど。



 苦労して辿り着くと、そこは足のすくむような断崖、そして、絶景です。



 以前にも書きましたが、足場が悪いのでくれぐれも気を付けてください。
 インスタ映えを狙って、危ない場所で写真を撮って、却って炎上したとうお調子者がいたそうですが、そんなことをすれば、ここも立入禁止になってしまいます。


 事故が起きる前に、誰でも安心して立ち寄れるように、展望台として整備してほしいところです。




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2018年9月24日月曜日

こんな綺麗な海で泳いでみたいと思いませんか Ⅱ




 この日も”プライベートビーチ”だった来間島猫の舌ビーチ。そこで弾ける女子2人。




 9月のある日。当ブログに何度も登場してもらっている、宮古島のネコ民宿にて。



 お客さんのAさんとYさんは、高校時代の同級生。前日那覇に1泊した後、初めての宮古島です。
 那覇市内にある波の上ビーチで泳いで、「楽しかった」と言う2人に、

 違~う 宮古の海はその30倍綺麗だぁ~

 思わず絶叫マシーンになってしまう自分。


 ところが、この日の宮古島は、今年最強の台風22号によるうねりが入り、天気は良いのに海は大荒れ。

 シュノーケリングツアーの業者に片っ端から電話をしても、どこも受けてくれないのだとか。
 こうなると、最後の頼りはこの人。


 ひでちゃんTours宮古島のひでちゃんこと、ゆる・ブリンナーさんに電話をし、「何処でもいいから何とかならないすか?」と頼んだところ、もし、可能性があるとすれば、午後の干潮時間帯に、下地島の中の島しかないとのお返事。

 しかし、現場まで行って海況を見てくれたものの、この波ではちょっと無理。



 せっかく宮古島に来たのだから、シュノーケリングでなくても、波打ち際でパチャパチャでもいいから泳ぎたいという2人。

 ネコ民宿のオーナーから、「30倍綺麗なんて豪語した手前、何処か連れて行ってあげたら。」という話が。

 「話を振れば、喜んで若い女の子達を連れて行くに違いない。」という策略にまんまと乗せられ、せっかく宮古島に来たのだから楽しんでもらおうと思い、斯くして、宮古の極上のビーチへお二人さまご案内、ということに相成ったのであります。


 2人を車に乗せ、伊良部大橋を渡ります。
「すご~い」「きれ~い」を連発する彼女達を相手に「フフン」とドヤ顔の自分。そして、下地島17ENDに到着。

 どぉだ~ これが那覇より30倍綺麗な宮古の海だ~



 しかし、確かに海は綺麗だけれど、ここも結構波が高い。しかも、満潮の時間帯なので、そもそも波打ち際がない。これじゃ、海には入れない。

 あらら~ ちょっと予定外。

 念のため、渡口の浜に行ってみると、こちらはどえりゃーことに。
 


 むむむ。思っていた以上に海は大変な状況みたい。困った。行きがかり上、今更「やっぱ無理みたいだね。ハッハッハ。」なんて言えないし。

 何としても波がなくて、綺麗なビーチに行かなきゃ。

 ん~~~~


 そうだ、あそこなら大丈夫かも。おぉ!さすが自分!沖縄ブログを6年も続けた本領発揮だゼ。

 そんなわけで、再び伊良部大橋を渡り、宮古島を駆け抜け、今度は来間大橋を渡り、やって来ました。
 やった。ここなら大丈夫そう。ここにしては波が高いけれど、波打ち際なら安全に遊べるぞ。

 ということで、冒頭の写真へとなったのです。



 気分が乗って来たところで、撮影会開始。
 



 しばらく、猫の舌ビーチで遊び、遅いお昼ご飯を食べ、今度こそ17ENDへと三度伊良部大橋を渡ります。
 
 午後は干潮。遠浅なここの海は、干潮時には波も立ちません。
 


 海は西向きのため、午後は西日が当たり陸側からは逆光線。ならばと、こんな写真を撮ってみました。




 午後4時を廻っても、9月の宮古島は、夏の真っ昼間。そして、本当に楽しそうに海で遊ぶ2人。



 しかし、ここは下地島だし、後の予定を考えると、もうそろそろ引き上げねば。

 「あの~お嬢様方、お楽しみのところ大変恐縮ではございますが、ボチボチ・・・」ということで、後ろ髪を引かれる思いの2人を乗せて、17ENDを後にしました。



 自分とは、親子ほども歳が離れている2人。こんな若いコ達とちゃんと会話が通じるんだろうかと、ちょっと不安もありましたが、2人共、明るくてとても気のいいコ達だったので、おっさんも、一緒に楽しく時間を過すことができました。

 また、写真撮影、ブログアップを快諾していただきました。ありがとうございます。



 今回は残念ながら、熱帯魚もカメも珊瑚礁も見ることはできませんでしたが、宮古島の、そして沖縄離島の魅力の一端は、分かってもらえたと思います。

 是非とも、リピーターとなって、またチャレンジしてください。


 

 実は、3年ほど前にも、同じタイトルの記事を書きましたので、今回はその2ということにしました。

 そして、今回の締めも前回と同じく、宮古島市観光協会に成り代わって叫びたいと思います。


 こんな綺麗な海で泳いでみたいと思いませんか。




 今回掲載した写真のコピー、転載はご遠慮ください。

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2018年9月20日木曜日

石垣島のお手軽ビーチ フサキビーチと南ぬ浜



 
 石垣島の中心市街地から、西方向に車で10分ほどのところにあるフサキビーチ。

 前回ご紹介した、真栄里海岸同様、市街地のホテルから気軽に行けるビーチです。



 フサキは地名で、漢字で書くと「冨崎」です。冨崎海岸の方が、由緒ありそうでいいと思うのですが、一般にはフサキビーチと表記されます。

 観音崎、唐人墓の割と近くでもあります。


 フサキビーチのランドマークは、この海に突き出した、その、桟橋のような、でも船は接岸できない、これです。



 「エンジェルピア」という名前だということが分かりました。ちなみにピア(pier)とは、橋脚の意味です。天使の橋脚?



 フサキビーチに居た、天然パーマのクロサギさん。お手入れはどのように?



 西向きのビーチなので、夕日は綺麗だと思います。一度撮りに行かなきゃ。



 フサキビーチは、誰でも泳げる石垣市指定の海水浴場なのですが、正面にホテルがあり、しかも、前里海岸と違って、駐車場からホテルのロビー内を通過しなければ、辿り着けません。

 観音崎辺りから、海岸沿いに歩いても行けますが、2~300㍍はあります。


 これでは、何となく行きにくいし、リゾートビーチなんて石垣島らしくない、という人には、以前、こちらの記事で紹介した、南ぬ浜(ぱいぬ浜)はいかがでしょうか。

 埋立地の公園整備に伴って誕生した、人口ビーチです。



 サザンゲートブリッジを渡り切るともうすぐです。八島地区など、サザンゲートブリッジの昇り口近くのホテルに滞在ならば、徒歩で行くことも可能です。



 この赤いポツポツは、着色したペットボトル。ここから先は深くなるので、お子ちゃま注意の印です。



 シャワーやトイレはありますが、おしゃれなラウンジ・カフェ、マリンスポーツなどのアクティビティは一切ありません。

 そのせいか、泳いでいる人は滅多に見かけません。


 何もない大自然の海岸と、リゾートビーチの中間のニッチな存在です。そこが中途半端だという見方もあると思いますが、行きやすく、金もかからない、本当の意味でのお手軽ビーチです。

 ここで泳ぐことは多分ないな、という人でも、選択肢の一つとしてもっておくと重宝するのではないでしょうか。




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2018年9月16日日曜日

実は石垣島を代表するビーチ マエサト海岸



 
 ネットやガイドブックで石垣島のホテルを検索すると、情報の一つとして「最寄りのビーチ」という項目があります。

 そして、石垣島の中心市街地のホテルのほとんどに「最寄りのビーチ 真栄里(まえさと)海岸○分」と書かれているのです。


 しかし、その真栄里海岸は、全日空系のANAコンチネンタルホテルの正面。宿泊客以外はちょっと敷居が高そうなのですが・・・


 
 ホテルの敷地内の駐車場に車を駐めます。無料ですし、特にチェックもありません。
 ホテルのロビー内を通過せずとも、庭を歩いてビーチに出られました。



 実際ビーチに出ると、ホテル宿泊客でなければ肩身が狭い、などということは一切ありません。
 施設やアクティビティの利用が、宿泊者なら割り引きになるとか、一部の特別なプログラムは、ホテル内でのみ受け付ける、といった程度。

 外来客?も大勢遊びに来ています。



 基本的には、ロープで囲われた中での遊泳になります。
 そんなのつまらん、という向きも多いと思いますが、ロープ内は、水着だけで泳いでもリスクは少ないというメリットがあります。

 これは、お子ちゃま用のフロート遊具。でも、大人が歩き回っても面白そう。




 おっと、こんなに人が泳いでいる中、悠々とシラサギが。これ、奇跡のショット?



 ま、ぶっちゃけ、本島でよく見かけるビーチリゾートの雰囲気です。
 これが石垣島の海だ!というには、物足りないかもしれませんが、あまり時間がないけれど、ちょっと泳ぎたい、リゾート気分に浸りたい、という場面では重宝しそうです。


 
 こんなのは、石垣島らしくない、設備もアクティビティもなくていいから、綺麗な海で手軽にのんびりしたいという人には、こちらをオススメします。

 
 実は、自分も長年素通りだったのですが、行ってみたら意外と楽しそうな場所でした。背景の海は、何と言っても石垣の海ですし。



注記:
 当記事では、当初「前里海岸」と表記していましたが、「真栄里海岸」に改めました。一般的には「前里」かと思っていたのですが、それは誤り、あるいは俗名だというご指摘がありました。
 当該地の字名としては「真栄里」が正しい表記です。
 



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2018年9月11日火曜日

「東洋一のビーチ」宮古島の前浜・・・の先にある西浜崎





 根拠不明ながらも、「東洋一のビーチ」「東洋一の砂浜」と言われる、宮古島の前浜。
 東洋一かどうかは別としても、前浜は、当ブログでも何度も写真をご紹介している極上ビーチです。



 前浜とは、一体何処から何処までを差すのか、正確にはよく分かりません。一応、前浜港から東Qホテルの前辺りは、間違いなく前浜だと言えるでしょう。

 でも、砂浜は、途中で途切れているわけではなく、来間大橋の袂辺りから、北西方向に数㎞も続いています。
 何となく眺めが違う、人が少ないと感じる場所まで来ると、ここは前浜とは別のビーチなのか、それとも、前浜は広いので色々な場所があるのかと、ほとんどどうでもいい疑問がフツフツと湧いてくることになるのです。

 ちなみに、前浜の海に向かって左隣はどんなことになっているかというと、こちらのとおりです。裏側、というか反対側は、こちらです。



 そして、今回は、右隣に当たる、西浜崎周辺の海をご紹介します。

 西浜崎は、前浜と続きの海の先端の岬です。感覚的には、前浜の奥、前浜の先、そんな感じの所です。

 

 前浜に比べると、あまり波立たないようです。正面は、与那覇湾を挟んで久松地区、伊良部大橋、そして伊良部島です。


 そして、この浜は木陰が多いのです。これでも朝9時くらい。


 そしてそして、何より人が少ないのです。というか、ほとんど誰も居ません。


 無風の干潮時には、希にこんな眺めも。


 結構大きなカニを見かけました。カメラを向けたら、この姿勢で固まってしまいました。



 「ちょっとしか役に立たない情報」でもお知らせしましたが、いつの間にか駐車場ができていました。こんなところに駐車場造って誰が利用するんだろうか。

 と、思ったのですが、自分が利用していました。笑



 これが、浜への入口。こちらも綺麗に整備されました。もっと草ボウボウのところをかき分けながら進んで行ったのに。
 ちょっとサッパリしすぎでは。



 前浜が十分綺麗なのだから、何もわざわざ別の場所に行かなくたっていいじゃん、とまあごもっともなのですが、やっぱりそうは言っても、色々足を運んで、僅かな違いを体感し、それを写真に撮りたくなるのですよ。  




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