船が港に着いて、乗客が下船を始めると、目に飛び込んでくる美しい海に「うわ~」という歓声が上がります。
ここは竹富島の入り口、竹富港(東港)です。
おそらく竹富島に初めて来た人達なのでしょう。ついつい、「ドヤっ、綺麗だろう!」なんて自慢したくなります。笑
でも、そこまで。
竹富島に来た人は、早々に水牛車観光や、貸し自転車屋の送迎車に乗り込んでそそくさと出発してしまいます。
しかし、この港の北西側(海に向かって左側)にも美しい海が広がっているのです。
護岸に沿って歩きます。船を降りて数分歩くだけです。港からずっと綺麗な海が続いていますが、ここまで来る物好きはほとんどいません。
その船が石垣島に向けて出航すると、音もなくなります。微かな風の音と、ホンの小さな波がチャポチャポしているだけ。
竹富島とは思えない別世界です。
こちらは、港から少し離れた南東側から竹富東港とその先を撮ったもの。海の色が違っています。
そこから振り返って、反対側を撮りました。逆光線に輝く海と、釣りをする親子でしょうか。こちらもノンビリ感が漂います。
竹富島の海といえば、コンドイ浜です。
竹富島のみならず、八重山を代表するビーチです。
たまたま、去年はコロナのせいで人が少なかったのですが、以前は人も多く、賑わっていました。
2年前までは大騒ぎだったリゾートホテル計画も、今は動きが止まっているようです。
コンドイ浜や、お隣のカイジ浜に比べれば、実用一点張りの港とその周辺は、観光ガイドで紹介されることもありません。
船の発着前後の数分間だけ賑わって、あとは静けさに包まれます。でも、海の色はとても綺麗です。
「港の海がいきなり美しい」というのは、当ブログでずっと取り上げているテーマですが、この竹富島東港も当然その中に含まれます。
以前、当ブログでもご紹介しました。
そして、さらに港の海のすぐお隣の海もこれまた美しいので、時間に余裕をもってゆっくりすることをお勧めします。
竹富島は、花咲乱れる伝統集落が一番のウリなのでしょうが、そのほかにも、まだまだ見逃されているビューポイントがありそうです。
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