ミシュラン三つ星にして、八重山を代表する景観地、川平湾・川平公園。
先月久しぶりに行ってみたら、やっぱり綺麗でした、というお話なのですが・・・
ずいぶん前に、当ブログで川平湾のことを紹介した記事の中で、「そこそこ綺麗な写真は撮れるけれど、見た目感動したほど美しい写真が、実は、なかなか撮れない」と書いたことがあるのですが、どうも未だにその呪縛から抜け出せないのです。
そんな意識が働くせいか、つい、変わった角度から、とか、オリジナルな写真を、なんて思っちゃうんですよね。
波照間島のニシ浜にしても、竹富島のコンドイ浜にしても、宮古島の前浜にしても、下地島の17ENDにしても、「わっ、きれいだ!」と思って無心にシャッターを押せば、大体その通りの綺麗さが写っているのです。
ところが、川平湾に関しては、その「わっ、きれいだ!」と思った瞬間が撮れていないと感じることが多いのです。
巧く説明できませんが、なんかそんな風に感じることが多く、その理由もよく分かりません。
実際、見たときの頭の中のセンサーに映る画像は、もっと綺麗なのです。
こちらは、川平公園内にある観音堂。
観音堂に続く石段と脇の野面積みの塀には、オオタニワタリがびっしりと。意外なところで沖縄らしさが垣間見られます。
こういう写真なら、あまり意識せずに撮れるのです。
川平湾と言えば、コーラルブルーの海にグラスボートが映える、といった光景が定番中の定番ですが、台風の直前、グラスボートのない川平湾が見られたそうです。
台風が接近すると、業者は船を安全な場所まで待避させますが、海が荒れてからでは遅いので、早めに対応します。
台風が接近しているけれど、空はまだ晴れているという条件に恵まれれば、グラスボートのない美しい川平湾が見られるのだとか。
一度、そんな光景を見てみたいと思っているのですが、それを見たらその足で空港に向かわないと、こっちが島に閉じ込められてしまいます。
アフターコロナで、良くも悪くも人出が戻った川平湾・川平公園。しかし、それに十分応えてくれるのは、さすがにミシュラン三つ星の世界です。
当ブログで勝手に奥川平と呼んでいる、北側の海も含めると見所は沢山あります。いい写真を撮るんだと肩肘張らずに、のんびりとこの光景を堪能すればいいと・・・
分かっちゃいるんですけどねぇ。
※ 奥川平に関しては、こちら。
※
スマホでご覧の方へ
最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿