八重山諸島の一つ、黒島。
コーラルブルーの美しい海に囲まれた、亜熱帯の離島であるだけではなく、牛が人口の15倍もいる牛の島でもあります。
そして、牛以外にも、のほほんとした、態度のでかい、とぼけた動物達が、日頃お疲れの観光客の皆さまを癒やしてくれる島なのです。
結構イケテル仔牛。近づいても人間の存在なんか気にしていない様子。
牛が普通に道路を横断するという非日常。でも、最近はこちらも慣れてきて、あまり驚かなくなってしまいました。
民宿のオーナーの話によれば、時々おじいが「ウチの牛見なかったか~」と聞きに来るそうです。マジか~
アップで見るとカワイイと言えなくもないお顔ですが・・・少し離れた所でカメラを構えていたら、いきなり迫られたのです。
ゴルフができそうな位きれいに刈り込まれた草原。草刈り機は、もちろん牛達です。その最終仕上げを、ヤギがやっているのか?。
「我がもの顔」ってどんな顔?と聞かれたら、「こんな顔」と言いたくなるヤギ。「道を譲ってください」と頼んでも、「めんどくせなぁ~」という答えが返ってきそうです。
こちらでは、お散歩中のヤギが、「いあだぁ~歩きたくない」と申しております。
ワンコのように運動が必要だから散歩させているわけではなく、道端の草刈りのために連れ歩いているそうで、本人、いや、本ヤギ的には、歩き廻るのが億劫らしいのです。
ここいら辺は、まだ牛を入れないで牧草育成中のエリア。柔らかそうな草がふわふわ茂って気持ち良さそう。早速、クジャクが闊歩しています。
態度のでかいサギ。警戒心の強いサギが、普通に道路を歩いているなんて、この島オンリーの光景です。
数年後は、さらに態度がでかくなって団体で歩いているかも。
スズメもよく見かけます。雑食性のスズメですが、牧草となる稲科の植物が好物なので、黒島は居心地がいいようです。
これといった観光名所はないけれど、その代わり人も少ない黒島。
周りは綺麗な海に囲まれていますが、敢えて海に行かない限り、道路上からは海が見えません。
代わりにあるのは、だだっ広い真っ平らな草原と、とぼけた動物達。
仕事やら何やら、都会での生活にストレスが貯まってお疲れの皆さま、とにかく何の目的もなくボーッとするには、この島は最高ですぞ。
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