アップダウンのある直線道路と、その先に見えるコーラルブルーの海。ここは小浜島です。
山坂の多い小さなこの島では、海に向かって下っていく道が各所にあります。海を見下ろすプチ絶景ロードです。
小浜島で有名な「道」と言えばこれ。シュガーロード。えりいが通ったあの道です。
といっても、分からん、という人の方が多いと思いますが、NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の話です。
サトウキビ畑を貫く一本道、ということになってはいるのですが、昔と違って、沿線のサトウキビ畑も徐々に少なくなってしまいました。
「シュガーロード」ってセンスあるネーミングだなと思っていたのですが、実は二番煎じらしい。
元祖シュガーロード、というか、本家シュガーロードは、長崎県の出島から佐賀県を通って小倉港に抜ける道のことをいいます。
南蛮貿易で買い付けた、当時貴重だった砂糖が、このルートで江戸に運ばれたことで名付けられたんだそうで。
話を元に戻して、東側に海を見下ろす道。見えているのは、小浜港です。
上の写真と反対方向、西側の海を見下ろす・・・はずなのですが、海がよく見えない。
いい感じで撮れたので、まあ、お許しください。
海の向こうは、西表島です。
こちらは南側の海。正面には黒島が見えています。一番高いところでも14㍍という真っ平らな島。
小浜島の最高地点は、99㍍です。
スコールが迫っています。でも、よく見るとその先の海は晴れているようです。
向かって行っていいのか、背を向けて逃げるべきか、迷うところです。
ついでに、因縁のこの写真も載せておこう。これで、何処で撮ったかばれちゃうけど。笑 (詳しくは、こちらをご覧ください。)
小浜島は、サイズ的には自転車で廻るのがちょうどいいのですが、こんな感じで山坂が続くので、自転車は健脚向き、という感じです。
かといって、レンタカーやレンタバイクでは、あっという間に一周できちゃうので、ちょっと走っては車を駐めて、を繰り返さなければなりません。
小浜島には、絶対ここに行くべし、といった観光名所的な場所があまりない一方、海を見下ろす渋いプチ絶景が各所にあります。
山坂があって、そして、どっちに方向に進んでも海が見える小さな島だからこそ。
車でも、原付でも、自転車でも、はたまた歩いてでも、こうした無名のプチ絶景を堪能できるのが、小浜島の魅力です。
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