2025年3月8日土曜日

宮古・八重山島旅ガイド 映え写真の撮り方

 
 
 今回は、旅ガイドとは少し趣旨が異なりますが、旅先で写真を撮る時のお話です。

 宮古・八重山はコーラルブルーの海や、原色の花など、写真に撮りたくなる情景がてんこ盛りです。

 写真撮影も旅の楽しみの一つであると思うので、凄業、とまではいきませんが、スマホカメラやコンデジで撮る一般の人向けに、ちょっとしたコツや注意点をお伝えします




 宮古・八重山で、記念写真やポートレートを撮ったり撮られたり。こんな光景をあちこちで見かけます。
 
 一眼レフを持ってウロウロしていると、シャッターを押してほしいと頼まれることも少なくありません。そんな経験も踏まえて撮る側、撮られる側の心構え、と言うと大袈裟ですが、そんなものを披露します。よかったら参考にしてください。



 夏の沖縄では、日中頭上から強い光が差すので、帽子を被っているとつばで顔が影になってしまいます。
 カメラマンから見て、ちょっと顔が暗いな、と思ったら写真では確実に顔が写っていないので、注意してあげてください。

 その時だけ帽子を脱いでもらうとか、ちょっとずらすだけでも違います。
 

 「撮りま~す・・・・・はいチーズ・・・・・パシャ」というように間が開くと、撮られる方はどんどん身構えてしまいます。
 なので、カメラマンは素早く撮りましょう。一旦撮り終わった後、モデルの緊張が緩んだ瞬間に直ぐさまもう1枚撮るのもいいと思います。

 「それでは橋本環奈の顔をしてください」なんてボケてみると、一瞬笑って緊張がほぐれるので、すかさずパシャ、なんていうのも気が利いています。


 女性同士で並んで撮る場合ですが、服装が、ジーパン、マキシスカート、ショートパンツ、ミニスカートのようにてんでんバラバラな場合は、足の見える人が外側に並ぶのが原則です。
 女性の足は、写真に撮ると目を引きやすいので、目立つ人が外側を固めるのがいいでしょう。


 また、特に女性の同士の場合は、背の高さが違うと写真では意外に差が付きます。背の高い人は目立たない程度に屈むなど、気を遣ってあげてください。
 これは、カメラマンが指示した方がいいでしょう。


 自撮り棒を使ってスマホで撮る場合は、頭より高い位置から撮ると、頭でっかちのおこちゃま体型に写りやすいので気を付けてください。スマホカメラは、レンズが基本広角設定になっているからです。
 背景との兼ね合いもあるので一概には言えませんが、目線より下側から撮ると、いい感じに撮れることが多いと思います。




 これも女性の場合ですが、水着で撮るときは、胸を張って自然に立つ、モデルさんポーズをしてください。恥ずかしいという意識から、肩をすぼめて前屈みでピース、みたいな人が多いのですが、写真を見ると却ってかっこ悪いので、この際思い切って弾けましょう。
 いや、やっぱり恥ずかしいというのであれば、写真全体に対してモデルが小さく写るようにすればいいと思います。

 背景にも気を遣ってください。背景を海と空だけにすると南国リゾートっぽくなっていい感じに仕上がります。なるべくほかの人が映らない方向を選びましょう。


 「水着でジャンプ!」なんていうのも皆さんよくやっていますよね。人数が多くなるほどタイミングが合いにくくなりますが、不揃いでもそれはそれで楽しい写真になったりするものです。

 飛び上がった瞬間、両手は真上に伸ばし、膝を曲げると、高く飛んでいるように見えます。その場合でも、顔はカメラ目線です。
 ジャンプするするときは、ジャンプする側の誰かが、「イチ ニ サン!」と声を掛け、カメラマンはモデルの動きに集中する方が撮りやすいと思います。




 一人でポートレート風に撮る場合は、砂浜や浅瀬に座って足を伸ばすと絵になります。こういうシーンは、白砂で遠浅の海が多い宮古・八重山以外では、なかなか撮れる場所が見つかりません。
 横向きに座って、顔はカメラを向きます。
 


 彼氏が彼女をお姫様だっこするとき、だっこされる彼女は、頑張って胸を張って足を伸ばしましょう。そうすると彼氏が軽々と持ち上げているように見えます。お尻や足がだらんと下がっていると、いかにも重そうに見えてしまいます。



 写真を撮ることと人に見せることは別問題ですから、色々なシーン、場所、ポーズで思い切って沢山撮ってください。できあがった写真を、自分だけ、彼氏まで、友達まで、SNSで公開、これはボツみたいに振り分ければいいのです。



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2025年3月4日火曜日

宮古・八重山島旅ガイド 旅の準備

 

 宮古・八重山旅行が決まり、さあ準備!という段階での細々としたお話をします。




服装など

 沖縄だからといって特別なものは必要ありませんが、5月や10月だと、向こうは基本夏ですが、出発地はまだ春、もう秋なので着ていくものに迷います。

 沖縄に着いて空港のボーディングブリッジを渡る瞬間、「蒸し暑い!」と感じることになるので、その場で1枚脱いだら夏服、みたいなのが楽だと思います。


 一方、暑い沖縄は、建物内や乗り物内が想像以上にクーラー効き過ぎなことがあるので、真夏でも羽織るものを必ず持参してください。

 日差しが強いので、帽子も必需品です。島では風が強いことが多いので、日傘は不向きです。 

 なお、冬場に行く場合は、晴れると20度を超してくる日もありますが、雨が降り北風が吹くことが多いので、そうなると「内地の冬よりは少しマシ」程度にまで冷えます。
 服装で調節する必要に迫られます。



持って行くといい物

 日焼け止め:都会より空気が澄んでいて、内地より緯度の低い沖縄では、その分紫外線も強いので、日焼け止めは必需品です。

 酔い止め:船酔いするシーンは、八重山の高速船、グラスボート遊覧、ダイビングポイントに船で向かうとき、台風等で着陸前に飛行機が揺れる場合など意外と多いので、気になる人は忘れずに。

 島ぞうり:ビーチサンダルのことです。宮古・八重山は海が観光の目玉ですから、泳がなくても砂浜を歩けるように、濡れてもいい底の平らなサンダルを用意するといいでしょう。

 サングラス:自分は写真撮影の邪魔になるので着用していないのですが、紫外線の強い沖縄では、サングラスをした方がいいという意見が多いので、自分も考えようかと思っています。

 傘:持って行くというより常に持ち歩いた方がいいと思います。向こうでは、晴れていても片降り(かたぶい)と呼ばれる急なスコールがあります。

 空が暗くなり、ヒヤッとした風を感じたら時間との勝負です。大至急屋根のあるところまで避難するしかないのですが、傘があれば取り敢えずしのげます。

 飲料:これも、持って行くというより常に持ち歩いてください。夏の沖縄は、喉が渇くという生やさしいものではなく、飲まないと倒れるレベルです。

 ビーチ周辺では、そもそも自販機すらなかったり、自販機はあっても商品は売り切れのままというところも少なくないので、なくなったら買えばいいという発想が通用しない場面もあります。


 竹富島ほか、八重山の各島に行く場合は、リゾートホテルに泊まる場合は別として、何か足りない物を現地で調達できる売店がほとんどありませんから、ご注意を。




海で泳ぐ場合

 普通に海遊びをする程度ならば、水着やタオルなどがあれば、特に用意する物はありませんが、シュノーケリングをするときは、サンゴに触れると怪我をするので、一般的には、ラッシュガード、スパッツ(レギンス)などで体を保護することが望ましいとされています。

 また、シュノーケリング中、一番ぶつけやすく怪我をし易いのは手なので、グローブ(百均で売っている物でも十分)を用意してください。


 シュノーケリングの道具、ライフジャケットやウエットスーツは、自前の物を持って行く人もいますが、滅多に使わないのであれば、高いし荷物になるので、レンタルという手もあります。

 電話一本でホテルまで届けてくれる業者もあります。

 シュノーケリング3点セット(シュノーケル、マスク、フィン)程度ならば、大きなホテルや、有名ビーチでは業者から、予約無しで借りられることもあります。

 シュノーケリング自体の経験が浅い人は、ガイドやショップの主催するシュノーケリングツアーに参加し、そこで借りて併せて使い方を教えてもらうのがいいと思います。


 ところで、宮古・八重山のビーチは、更衣室やシャワーがない所もあり、あっても狭かったり綺麗でない所も多いのですが、かつて、次のように語ってくれた女性がいましたので、参考まで。

 「宿で着替えを済ませ、水着の上にTシャツとショートパンツというスタイルで出かける。
 綿のTシャツよりも、速乾性の素材のものがいい。下もデニムとかではなくて、乾きやすいポリエステルのショートパンツ。
 海から上がった後、サッとタオルで拭いてシャツ・パンツを着れば、休んでいる間に大体乾くから、着替えないでそのまま帰る。」





現金とキャッシュレス

 宮古島、石垣島では、クレジットカード、電子マネー、何とかペイが使えるところが増えていますが、八重山の離島に行くと、現金のみという所がまだまだ多いので、注意してください。

 鳩間島を除く各島の郵便局にはATMがあるので、上手く活用してください。



その他

 宮古島、石垣島では、オールカラーで数十ページという豪華な観光ガイドや地図などが無料で配布されています。
 情報と広告が入り交じったものですが、パラパラと見るだけでも気分が上がってくるので是非ゲットしてください。

 空港や、離島ターミナルのほか、ホテルやレンタカー屋にもあったりします。



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